現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 「え? 手描きなの?」 水性ペンで「トヨタ・ コルサ」をデコった!? 派手な見た目が話題に! 過去にはライブペイントも

ここから本文です

「え? 手描きなの?」 水性ペンで「トヨタ・ コルサ」をデコった!? 派手な見た目が話題に! 過去にはライブペイントも

掲載 16
「え? 手描きなの?」 水性ペンで「トヨタ・ コルサ」をデコった!?  派手な見た目が話題に! 過去にはライブペイントも

■水性ペン「ポスカ」で手描き痛車!?

 愛車に手書きでペインティングした痛車が「お台場痛車天国2024」に展示されました。
 
 どのような特徴があるのでしょうか。

【画像】これ手描きなんだぜ! 彼女ひとりで…描き続けるアートが凄かった! 画像を見る(14枚)

 痛車とは元々は「見ていて痛々しいクルマ」が「痛車」の語源とも言われています。

 一般的に漫画やアニメーション作品、ゲーム等のキャラクター絵を内外装に施したクルマを指しています。

 なお最近では「痛々しさ」を感じさせないスタイリッシュなカスタムや、一見痛車には見えないおしゃれな貼り方をした痛車も台頭してきました。

 いまや痛車は日本が世界に誇る自動車文化のひとつとして認識されています。

 今回の「お台場痛車天国2024」では1000台を超える痛車が展示されました。

 その中でも「手描き」でキャラクターの絵をボディに施したとある痛車が話題に。

 この痛車のオーナーは千葉県在住の「子武 絡斗(コタケ ラクト)」さんです。

 クルマはトヨタが1994年に発売したトヨタの5代目「コルサ」で、子武 絡斗さんのは4E-FE型1.3リッター直列4気筒エンジンを搭載するハッチバックモデル(EL51)となります。

 コルサはターセルやカローラIIとともにトヨタのコンパクトカー三姉妹を形成したことで有名ですが、最近では滅多に街中で見かけないモデル。

 子武 絡斗さんとコルサの出会いはまだ免許を取る前、インターネットでコルサの画像を見つけ、一目惚れしたと言います。

 その後、20歳の時にコルサのセダン、21歳にはコルサのハッチバックを手に入れるほどの熱狂ぶりを見せています。

 入手した当初は1987年11月公開の大ヒット作「私をスキーに連れてって」の雰囲気を意識し、ノーマルの状態にスキーキャリアやイエローフォグを装着していたようです。

 ですが、徐々に「走りのコルサ」へと方向を転換、車高を落とすだけでなくマフラーのサイド出し加工も自身でおこないました。

 希少色「ライトパープリッシュブルーマイカメタリック」のボディはどんな風景とも調和しますが、そこへ走りの要素を加えることで、唯一無二の迫力ある1台へと仕上がっています。

 そしてそこでとどまることなく、子武 絡斗さんはこのコルサを痛車にしようと決心します。

 痛車は一般的にシートへイラストなどを印刷したステッカーを車体に施工。

 ですが、子武 絡斗さんの場合はステッカーではなく、水性ペン「ポスカ」を使ってイラストを車体に描いています。

 ツイッター上で同様にポスカを用いてボディにイラストを描いた人を見つけたことをきっかけに自分でもチャレンジしようと決め、ステッカーやラッピングよりも迫力のある痛車作りにのめり込んでいきました。

 子武 絡斗さんが最初に完成させた手描き痛車は、ご自身のコルサを擬人化したオリジナルキャラクターをあしらったものでした。

 その後、2023年9月に大阪・万博記念公園で開催された「EXPO痛車天国2023」に出展した際は会場現地で絵を描くライブペイントを同じ趣味を持つ奥様と二人で実行、愛を感じさせる痛車が完成しました。

 キャラクターはアメリカのアニメーション作品「パワーパフガールズ」の日本版「出ましたっ!パワパフガールズZ」、そして原作コミック第50巻に登場した別世界のパワーパフガールズ「パワーパンクガールズ」です。

 元々ドラマやゲームを通して好きだったアンダーグランドな世界観のモチーフとし、ストリートで見かけるようなグラフィティを意識したデザインにしたと言います。

 初めてポスカで痛車をした時は、「ムラなく綺麗に描きすぎてしまったせいでポスカとは思ってもらえなかった」と子武 絡斗さんは語ります。

 そのため、その次の仕様では「手描き感」を重視し、少し雑目に、ムラなども取り入れつつ適度に「ストリートアート」らしさを出したとのこと。

 今回の「お台場痛車天国2024」では前回出展時のようなライブペイントは実施しなかったものの、実際に使っているポスカを地面に散りばめて展示、よりストリートチックな雰囲気を醸し出したと言います。

 会場ではそのユニークな展示に多くの来場者が足を止め、「手描き」のイラストを間近で観察する様子が印象的でした。

こんな記事も読まれています

車内の「謎の木目」何で出来てる!? ホンモノの木じゃないってマジ!? 知ってるようで知らない「“木目”パネル」の正体とは
車内の「謎の木目」何で出来てる!? ホンモノの木じゃないってマジ!? 知ってるようで知らない「“木目”パネル」の正体とは
くるまのニュース
車のボディに「謎の“木”」!? なぜ“ウッドパネル”必要だった? オシャレすぎる「高級感アイテム」の発祥と衰退と再生とは
車のボディに「謎の“木”」!? なぜ“ウッドパネル”必要だった? オシャレすぎる「高級感アイテム」の発祥と衰退と再生とは
くるまのニュース
愛車が大変身「カーラッピング」の世界! 10年代“痛車”文化で注目も、価格ネックの現実 今後広まる?
愛車が大変身「カーラッピング」の世界! 10年代“痛車”文化で注目も、価格ネックの現実 今後広まる?
Merkmal
アウトドア好き必見! マムートコラボ「ジムニー」現る! さらにロッド付き「RAV4」も同時披露!? トーヨーの注目展示とは
アウトドア好き必見! マムートコラボ「ジムニー」現る! さらにロッド付き「RAV4」も同時披露!? トーヨーの注目展示とは
くるまのニュース
トヨタ斬新「商用バン」現る! 高速最速風な黒オバフェン装着!? 100万円以下のサクシードとは
トヨタ斬新「商用バン」現る! 高速最速風な黒オバフェン装着!? 100万円以下のサクシードとは
くるまのニュース
日産「スペシャルティカー」登場! 1340万円の“2ドア”クーペ!? ほぼ新車の希少シルビアとは
日産「スペシャルティカー」登場! 1340万円の“2ドア”クーペ!? ほぼ新車の希少シルビアとは
くるまのニュース
2台のトヨタ「ランクル70」実車展示! オーバーランド&リフトアップ、異なる仕様に注目!? ホイールやサスペンションも展示した4×4エンジニアリングサービスとは
2台のトヨタ「ランクル70」実車展示! オーバーランド&リフトアップ、異なる仕様に注目!? ホイールやサスペンションも展示した4×4エンジニアリングサービスとは
くるまのニュース
MT&ターボエンジン搭載! 日産「流麗スポーツハッチ」あった!? 全長4.3m“流麗デザイン”×「上質内装」採用! 登場期待された「若者向けモデル」とは
MT&ターボエンジン搭載! 日産「流麗スポーツハッチ」あった!? 全長4.3m“流麗デザイン”×「上質内装」採用! 登場期待された「若者向けモデル」とは
くるまのニュース
全長3.6mで2人乗り! スズキ「次期型ジムニー」!? 流麗なのに“超タフデザイン”採用!? 超斬新な謎モデル「エックスランダー」とは
全長3.6mで2人乗り! スズキ「次期型ジムニー」!? 流麗なのに“超タフデザイン”採用!? 超斬新な謎モデル「エックスランダー」とは
くるまのニュース
5速MTのみ! オープントップの新型「スポーツモデル」発表! レトロデザインに「タテ型マフラー」採用した「小さな高級車」に反響あり
5速MTのみ! オープントップの新型「スポーツモデル」発表! レトロデザインに「タテ型マフラー」採用した「小さな高級車」に反響あり
くるまのニュース
新型「“R36”GT-R」まもなく登場か!?  4.1リッターV6搭載で1000馬力発揮!? 旧型デザイン採用の「和製スーパーカー」生産状況を公開
新型「“R36”GT-R」まもなく登場か!? 4.1リッターV6搭載で1000馬力発揮!? 旧型デザイン採用の「和製スーパーカー」生産状況を公開
くるまのニュース
レクサスが「小さな高級車」実車展示! 究極の自分仕様も登場!? サイズのヒエラルキーを超えた「LBX」 世界観が体験出来る場所とは
レクサスが「小さな高級車」実車展示! 究極の自分仕様も登場!? サイズのヒエラルキーを超えた「LBX」 世界観が体験出来る場所とは
くるまのニュース
トヨタ「“ミニ”RAV4」実車公開!? ダイハツ「ロッキー」ベースの“RAV4”仕様! タフ顔が超カッコイイ「コンパクトSUV」の正体とは
トヨタ「“ミニ”RAV4」実車公開!? ダイハツ「ロッキー」ベースの“RAV4”仕様! タフ顔が超カッコイイ「コンパクトSUV」の正体とは
くるまのニュース
ホンダ新型「フリード」発売へ! 最新コンパクト「3列ミニバン」は専用開発の「ボディカラー」も必見! めちゃオシャ「新ベージュ」は必見の価値!
ホンダ新型「フリード」発売へ! 最新コンパクト「3列ミニバン」は専用開発の「ボディカラー」も必見! めちゃオシャ「新ベージュ」は必見の価値!
くるまのニュース
超レトロ顔の新型「軽バン」初公開! ”チビー”なグリルが超カッコイイ「ハイゼット」! オシャレすぎる「アメリカン車中泊カー」登場
超レトロ顔の新型「軽バン」初公開! ”チビー”なグリルが超カッコイイ「ハイゼット」! オシャレすぎる「アメリカン車中泊カー」登場
くるまのニュース
650馬力の「高性能スポーツカー」が“人気アニメ”の世界を駆ける! 「アイオニック5 N」と「攻殻機動隊 SAC_2045」のコラボキャンペーン始動へ
650馬力の「高性能スポーツカー」が“人気アニメ”の世界を駆ける! 「アイオニック5 N」と「攻殻機動隊 SAC_2045」のコラボキャンペーン始動へ
くるまのニュース
トヨタが「“超凄い”ハチロク」実車公開! 6速MT搭載の“超静音”モデル! 斬新2シーター化も実施の「新型ハチロク」登場に市販化望む声も
トヨタが「“超凄い”ハチロク」実車公開! 6速MT搭載の“超静音”モデル! 斬新2シーター化も実施の「新型ハチロク」登場に市販化望む声も
くるまのニュース
トヨタが“新”「ヤリスクロス」初公開!? オシャグリーンの“ジャングル”仕様! ファッショナブルな「都市型クロスオーバー」墨に登場
トヨタが“新”「ヤリスクロス」初公開!? オシャグリーンの“ジャングル”仕様! ファッショナブルな「都市型クロスオーバー」墨に登場
くるまのニュース

みんなのコメント

16件
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

81.8170.3万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

-万円

中古車を検索
コルサの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

81.8170.3万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

-万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村