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F1第15戦ロシアGP決勝トップ10ドライバーコメント(1)

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F1第15戦ロシアGP決勝トップ10ドライバーコメント(1)

 2021年F1第15戦ロシアGPの決勝レースで6位~10位に入賞したドライバーたちが日曜日を振り返った。6位~10位のドライバーはフェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)、ランド・ノリス(マクラーレン)、キミ・ライコネン(アルファロメオ)、セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ)、ジョージ・ラッセル(ウイリアムズ)だ。

■ウイリアムズ・レーシング
ジョージ・ラッセル 決勝=10位
 今日は力強いレースができるだろうと思っていた。そして、誰にも引けを取らずに頑張り、つまらないミスをしなかった。それが僕の今回のグランプリだった。スタートから12周目までは3番手をキープした。マクラーレン、メルセデス、アストンマーティンといったクルマを抑えようと努めながら、そのポジションを争うのはとても楽しかったし、誇りに思ってもいいだろう。

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 インターミディエイトを履いた終盤は苦戦を強いられた。昨日の予選で手持ちのセットを全部使ってしまい、ユーズドしか残っていなかったからだ。それでも最終的には1ポイントを獲れたので、ありがたく頂戴しておくよ。夢のような成績とは言えないものの、この週末を迎える前に「10位と1ポイントを約束する」と言われたら、よろこんで受け取っていただろうからね。全体としては、いいレースだったと思う。
■レッドブル・レーシング・ホンダ
セルジオ・ペレス(レッドブル・ホンダ) 決勝=9位
 表彰台をかけて走っていたために、僕は(すぐに)インターに交換するのではなくスリックでステイアウトするという決断を下した。セクター1とセクター3はほとんどドライコンディションで、タイヤに温度を入れることもできていた。そのため、そのまま路面が乾いてしまえば、スリックで走り続けたマシンが有利になり、インターに換えたマシンはレースが台無しになっていただろう。

 今になってみれば、スリックは正しいタイヤではなかった。雨が降り始めたタイミングによって、ラッキーだった人もいれば、そうでない人もいた。

 僕たちは表彰台をつかめそうな位置にいたし、その素晴らしい結果に値する仕事をしていた。ピットストップで時間がかかった後に、3番手まで順位を上げていたんだ。でもレースにはこういうこともある。

 ピットストップでの問題はヒューマンエラーによるものではない。皆がっかりしていたから、僕のマシン担当のピットクルーとは、レース後に話をして、元気かどうかを確かめたよ。

 チーム全体で考えると、今日は大量にポイントを獲得することができたのでよかった。僕自身にとっては悔しいレースだったけれど、マシンからしっかりパフォーマンスを引き出すことができたと感じている。2週間後のトルコGPに向けて心強いよ。
■アルファロメオ・レーシング・オーレン
キミ・ライコネン 決勝=8位
 懸命に戦った末に、良い結果を手にすることができた。ドライの状態でも周囲のライバルたちに付いて行けたが、特にDRSトレインの中にいると、彼らを抜いていくのは容易ではなかった。

 最後はタイヤ交換の判断が良かった。「これはとてもスリックでは走れない状態になりそうだ」と考えて、ピットに入ることを選んだことが、この好成績につながった。僕らにできることをすべてやり遂げ、その成果としてポイントを得たということだ。
■マクラーレンF1チーム
ランド・ノリス 決勝=7位
 最終的に、望んでいたレースにはならず、目指していた結果を手に入れることができなかった。いいスタートを決めて、ファーストスティントはうまくやれた。終盤に雨が降り始めた時、僕たちはピットインしないという判断をした。それですべてを失った。その時のコンディションに基づいて決断を下したのであり、それはその時点では正しかった。チームからの情報に沿って僕が判断した。何をもっとうまくやれたのかを、これからチームと一緒に見ていく必要がある。

 もちろん、ものすごくがっかりしている。僕たちは週末を通して強かった。今日はマシンが快適でいいペースを発揮できていた。チームは素晴らしい仕事をしてくれた。彼らのハードワークに感謝したい。このリザルトは僕たちの週末を正確に反映するものではないけれど、ポジティブな要素もたくさんある。これから分析し、リセットし、次のトルコで立ち直りたい。

(インターミディエイトへの交換が遅れたことについて語り)僕たちはステイアウトするという判断を下し、その判断を支持している。ただ、最終的にはそれは間違った判断だった。僕が決断した。チームと半々の割合で下した決断だけど、実際には彼らの方は僕をピットインさせたいと思っていて、僕はステイアウトすると決めたような感じだ。だから僕の決断と言っていい。それが正しいと思っていた。

 どういうわけか、僕たちはどれだけ雨が激しくなるかを分かっていなかった。僕は、突然激しくなるとは言われなかったし、知らなかった。激しい雨になるのではなく、小雨のまま続くという情報を受け取っていて、それをもとに、僕が判断した。

 優勝できたはずなのにできなかったのだから、もちろんがっかりしている。でも、ポジティブな面に目を向けると、ポイントを多少稼げたし、ダニエルもいい仕事をした。チームにとって悪い一日ではなかったよ。
■アルピーヌF1チーム
フェルナンド・アロンソ 決勝=6位
 結果は6位フィニッシュだが、3位に入ってもおかしくないレースだったと思う。終盤に雨が来て、運が結果を左右することになった。表が出るか裏が出るか、誰にもコントロールできないコイントスのようなものだ。雨が激しくなった時、何台かが僕より1周早くピットに入り、その時点では3位だったからね。雨の強さがどうなるかなんて予想はできない。

 とはいえ、6位は十分にいい結果であり、チームはそれを受けるにふさわしい仕事をした。レース全体を通じて競争力は十分にあるように思えたし、その点ではかなりの収穫があった。

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