9月26日、メルセデスベンツがある1台の車を日本に導入した。その名も「E220d 4MATIC オールテレイン」。同車は、Eクラス唯一の四駆ディーゼルモデルなのだが、実はこれをベースにした超ワイルドなオフローダーがあるのだ!
文:編集部/写真:Daimler
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ベストカー2017年9月26日号
ド迫力のEクラスは1台がぎりのワンオフ
上のメイン写真をパッと見た印象では、コンセプトモデルのCGのようだが、こちらは8月12日、メルセデスベンツが発表したれっきとした、現実に存在する1台かぎりのワンオフモデルである。
それにしても、いかにも「風通しのよさそうな」地上高のえげつないほどの高さ。深いマットシルバーのボディ色に映える、これでもかという分厚すぎる黒マット色のオーバーフェンダー。今やテレビで見かけなくなった某お笑い芸人の「ワイルドだろぉ~」がつい口をついてしまうエクステリアだ。
このモデルの名は「Eクラスオールテレーン4×4」。
Eクラスワゴンの最低地上高を25mm上げ165mmとし、よりタフスタイルに仕上げられた「Eクラスオールテレーン」をベースに作ったもので、もともとタフさ漂うデザインのものに“進化したタフさ”をさらに盛りつけ&味付けしたわけだから「ワイルドだろぉ~」になるのは既定路線といっていい。
エンジンはE400のV6、3.5Lを搭載
ベンツG500 4×4からインスピレーションを受けたデザインとのことだが、真似たのはデザインだけでなく同様の足回りと性能も採用。
ポータルアクスル(※通常レイアウトより車軸とデフケースの上方配置が可能。ウニモグやトヨタ メガクルーザーも採用)を導入したことで、最低地上高は実に420mm、渡河水深は500mmという大胆なリフトアップ。
20インチホイールを装着し、タイヤサイズは「285/50 R20」とゴツさをプンプン匂わせている。見た目だけでなく、実際に走らせてもタフさ、ワイルドさを味わえることウケアイだ。
そして気になるパワートレーン。こちらは、ディーゼルではなく、E400から流用するV6、3.5Lエンジンが搭載され、最高出力は333psを発生。
このワイルドな出で立ちで、最高出力333psのパワーを生かしたスピードとともに“グワワ~ッ!”と勢いよく迫ってくると、アウディA6オールロードクワトロもボルボXC90もレクサスLX顔負けの迫力は必至!
◆ ◆ ◆
正直“やりすぎの感”も否めないこの車。さすがに市販車はない? と思っていたら「限定販売を検討中」という話も! こりゃ見逃せません。
そして、このオールテレイン4×4が発表された8月時点では、ベースのEクラス オールテレインは日本未導入だったものの、9月26日に同車の日本国内発売が開始された。ちなみに、こちら「E220d 4MATIC オールテレイン」の価格は861万円也。
で、庶民としては、もしオールテレイン4×4が発売されたら、やはりナンボほどなんじゃろか? と価格が気になるところ。少なくとも1000万円超は間違いない!?
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