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新型フェラーリ12チリンドリ、華麗にデビュー!──GQ新着カー

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新型フェラーリ12チリンドリ、華麗にデビュー!──GQ新着カー

フェラーリの新しいV12モデルは斬新だ!

最高速度は340km/h!

愛車の履歴書──Vol36. 溝端淳平さん(後編)

5月3日、フェラーリは、新型「12チリンドリ」を発表した。新型12チリンドリは、「812スーパーファスト」の後継モデル。驚くべき点は6.5リッターV型12気筒ガソリン自然吸気エンジンの搭載だ。ヨーロッパの厳しい排ガス規制「ユーロ6e」に対応すべく、多額の投資をおこなったという。

エクステリアは、これまでのV12フェラーリ同様、ロングノースを採用。フロントまわりは「365 GTB/4」からインスピレーションを得たそうで、とりわけヘッドライトが同モデルを彷彿とさせる。リヤまわりは、トランクリッドにフラップを組み込み、積載性とデザイン、そして走行性能を両立させた。さらに、V12フェラーリのアイコンでもある左右のツインテールパイプも採用する。

ボディ形状はクーペとスパイダーの2種類を設定。前者はルーフがガラス製となる。後者は30km/h以下であれば操作可能で、格納に要する時間はわずか14秒だ。

搭載する6496ccV12エンジンは、830psの最高出力と、678Nmの最大トルクを発揮。エンジンの最大回転数は9500rpmに達する。組み合わされるトランスミッションは8DCTで、最高速度は340km/h、0~100km/hの加速タイムは2.9秒を誇る。従来のエンジンと比べ、ピストンやコンロッドなどが軽量化されたことで、レスポンスが向上したという。

ボディでの注目点はホイールベースが従来と較べ20mm短く、2700mmになったことだ。結果、回頭性などが高まった。足まわりでは、フロントが275/35 R21、リヤが315/35 R21のタイヤを履く。さらに、ハンドリングを高めるべく後輪操舵システムも搭載した。車両重量は、ホイールの大径化などによって35kgほど重くなったが、それでも乾燥重量は1560kg(クーペ)に抑えられている。

インテリアは、「プロサングエ」といった最新のフェラーリと同じデザインコードでまとめられている。センターには10.25インチのインフォテインメント用モニターを設置。ステアリングホイールには、ほかのモデルとおなじくドライブモード「マネッティーノ」用のスイッチを配した。

新型12チリンドリの日本導入時期は未定。

文と編集・稲垣邦康(GQ)

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みんなのコメント

10件
  • 2cv1963
    日本語にすると名前の響きがなんとも……
    「12チリンドリ」、締まりませんねぇ。
    F12とかV12とか、なんとかならなかったのかなぁ。
  • mas********
    稲垣さん
    モーターマガジン、レスポンス、ENGINEの記事読んで勉強してください。
    てか、CGに任せたらどうですか?
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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