Race start - Max Verstappen, Red Bull Racing RB20 the field away, as Sergio Perez, Red Bull Racing RB20 almost crashes into him
写真:: Alexander Trienitz
レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表は、F1マイアミGPのスタートの際、セルジオ・ペレスがマックス・フェルスタッペンに衝突しなかったのは幸運だったと語った。
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マイアミGPの決勝レースで、ペレスはスタートを切ったあとのターン1に向けて、速度を落としきることができず、前を行くチームメイトのフェルスタッペンとあわや衝突という状況にあった。
幸い、フェルスタッペンとの衝突はギリギリで避けることができ、ペレスはそのままランオフエリアを抜けて復帰。フェラーリ勢とオスカー・ピアストリ(マクラーレン)の後ろ5番手で復帰した。
チーム代表のホーナーは、スタート時の動きについてペレスが接触しなかったのは幸運だったと振り返った。
「彼のスタートは楽観的なものだった。シャルル(ルクレール/フェラーリ)が前であまりいいスタートを切れていなかったことも、チェコに起きたことの要因だったと思う。彼はシャルルのせいで進路を振る必要があったが、ターン1に向けて隙間ができた」
「彼はそこへ挑み、言うまでもないがとても深く入り込んだ。そしてマックスとターン1で接触せず、フェラーリ勢ともなんともなかったのは幸運だったよ」
「ほとんどのクルマが生き残ったのを見て、私も安堵した」
なおフェルスタッペンはターン1でペレスが迫っていたことは認識していたと語っている。
「ちゃんと気がついていたよ。コーナーへ向かうと、彼が(タイヤを)ロックさせているのが見えた」とフェルスタッペンは言う。
「レース後に確認してみたら、ディフューザーに引っかき傷みたいなのがあった。だから当たっていたのかもね」
「接戦だったね。もちろんチームとして大惨事に終わる可能性もあった。だからラッキーだったよ」
なおペレスはその後大きくポジションを上げていくにはペースが十分ではなく、5番手でのフィニッシュに留まった。(フェラーリのカルロス・サインツJr.にペナルティがあったことで4位に繰り上がっている)
そしてペレスはターン1でのニアミスの状況を振り返って、次のように語った。
「僕はいいスタートを切ったけど、(前の2番グリッドの)シャルルが本当に悪いスタートだったんだ。イン側へブレーキをかけると、すぐにグリップが無くなってしまった。昨日(スプリント)でのルイス(ハミルトン/メルセデス)みたいにね」
「ラインを外れるとグリップがなくて、結局ロックアップさせてしまった。マックスを危うく弾きそうになってしまったんだ。それでランオフに行かざるを得なくて、オスカーにポジションを奪われることになった」
「とても残念だったけど、それ以外にも僕らは今日ペースを発揮するのに苦労していたと思う。必要なペースが無かったんだ。それが何故なのか、何が問題だったのかを理解しないといけない」
Additional reporting by Filip Cleeren and Ronald Vording
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皆避けてくれたから 流されたが、ペナを与えるべき ミス