4代目に全面改良されるプレミアム・ミドルSUV
独BMWは2024年4月18日、フランス・ミラマにあるBMWグループ・テストセンターにおいて、新型「X3」のダイナミックテストを終了したと発表しました。
【画像】「えっ…」大胆に全面改良! BMW新型「X3」を見る(26枚)
初代X3は2004年に登場したプレミアムミドルサイズSUVです。
2011年にはフルモデルチェンジをおこない2代目に進化。現行型は2017年に登場した第3世代(G01型)です。2021年6月にはマイナーチェンジをおこない、フロントとリアのデザインを変更。フロントのキドニーグリルは従来型よりも大きくなり、フレームは一体型とされました。
全長4720mm×全幅1890mm×全高1675mmというミドルサイズSUVですが、BMWでは「SAV(スポーツ・アクティビティ・ビークル)」と呼んでいます。
今回、最終テストの画像が公開されたX3は、第4世代となる新型モデルです。
テストコースではオーバルでの高速走行のほか、スラローム、円周コース、オフロードコースやハンドリングコースなどが用意され、これらのコースを集中的に走行することで、加速性能、サスペンションとダンピング、ステアリング精度、ブレーキでの挙動など、細部まで分析・最適化したといいます。
現行モデルと比較してトレッド幅が広くなり、リアアクスルのリフトが減少しているといいます。また前後アクスル構造にも手が入れられ、フロントホイールのキャスターは19%増加。これにより、横方向の安定性が大幅に向上しています。
さらに、よりダイレクトなステアリングレシオによりステアリングの快適性が向上し、大幅に改良されたアンチロールバーにより、乗り心地を損なうことなくコーナリングダイナミクスも向上します。
公開された新型X3のボディには擬装ラッピングが施されているため、デザインの詳細は不明ですが、空気抵抗係数(Cd値)は0.27と、空力特性に優れるといいます。
新型X3にはオプションとして電子制御ショックアブソーバーを備えたアダプティブ シャーシが用意されます。これらの最終調整もテストコースで行われました。
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新型X3は、今後数週間以内に世界初公開される予定となっています。
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