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SUBARUサンバートラックがマイナーチェンジ。トランスミッションに新開発のCVTを採用

掲載 更新 18
SUBARUサンバートラックがマイナーチェンジ。トランスミッションに新開発のCVTを採用

ダイハツからOEM供給を受けるSUBARUの軽トラックのサンバートラックが一部改良。機能装備の拡充や内外装デザインの一部変更、パワートレインの進化などを実施

 SUBARUは2022年1月13日、軽商用車のサンバートラックの一部改良を行い、同日より発売した。

ダイハツ・ハイゼットトラックがマイナーチェンジ。新車両コンセプトは「たさい(多載、多才、多彩)トラック」

車種展開は以下の通り。
TA・4WD:5MT112万7500円/CVT120万4500円
TB・2WD:5MT96万8000円/CVT102万3000円
TB・4WD:5MT110万円/CVT117万7000円
TC・2WD:5MT119万3500円/CVT124万8500円
TC・4WD:5MT134万7500円/CVT140万2500円
グランドキャブ・2WD:5MT124万3000円/CVT129万8000円
グランドキャブ・4WD:5MT139万7000円/CVT145万2000円

 サンバートラックはダイハツからOEM供給を受ける軽商用車で、ハイゼットトラックの兄弟車に当たる。今回の改良は、機能装備の拡充や内外装デザインの一部変更、パワートレインの進化など、広範囲に渡っている。

 まずエクステリアでは、商用車らしいシンプルで力強いデザインへと刷新。リアのバックソナーやコーナーセンサーなどの機能部品をガーニッシュ内にまとめ、すっきりとした後ろ姿を演出したことも特徴だ。また、上級グレードのTCやグランドキャブにはメッキフロントグリルを配して上質感をアップ。さらに、電動格納式ドアミラーやキーレスアクセス&プッシュボタンスタートを初採用した。外板色は標準カラーとしてホワイトIIIとブライトシルバーメタリックを設定し、グランドキャブにはカラーパックとしてオフビートカーキメタリック、トニコオレンジメタリック、ファイアークォーツレッドメタリック、ブラックマイカメタリックを用意している。

 内包するインテリアは、視認性が高い大型メーターや使い勝手の良さを追求したインパネを採用。インパネ上部にはアッパートレイを新設する。シート表皮はTCとグランドキャブに撥水加工付きのフルファブリックを、それ以外はプリントレザーを配した。荷台寸法はTB/TA/TCが長1940×幅1410×高285mm、グランドキャブが長1650×幅1410×高285mmに設定し、最大積載量は350kg。荷台フック数はクラストップの25個(グランドキャブは23個)を設置する。そして、夜間の作業時などで便利なLED大型荷台作業灯(首振り機能付)を新たに採用した。

 パワーユニットには熟成版のKF型658cc直列3気筒DOHC12Vエンジン(最高出力46ps/5700rpm、最大トルク6.1kg・m/4000rpm)を搭載するが、トランスミッションには5速MTのほかに新開発のCVTを設定する。新CVTは小型化を徹底追求することで、軽商用車の床下スペースへの搭載を実現。また、変速比幅を拡大するとともに発進時をLOWギア化して、力強い発進性能を成し遂げる。従来の4速ATと比べて静粛性も向上した。そして、駆動機構にはFRの2WDのほかにクラス初となる電子制御式4WDをCVT車に採用。使用パターンに即して2WD/4WD AUTO/4WD LOCKの3モードがスイッチ操作で切り替えられ、4WD AUTOモードでは路面状況に合わせて最適な前後駆動力配分を行う。加えて、従来MT車のみに搭載していたスーパーデフロックをCVT車にも設定し、悪路走破性の向上を果たした。燃費面では、WLTCモードで2WDがMT15.6/CVT16.5km/リットル、4WDがMT15.6/CVT15.8km/リットルを達成している。

 予防安全機能「スマートアシスト」の進化もアピールポイントで、先進の電子プラットフォームを採用して安心・安全性を向上。最新のステレオカメラを搭載したうえで、制御機能として車線逸脱抑制制御機能や路側逸脱警報機能、ふらつき警報、標識認識機能(進入禁止/最高速度/一時停止)、サイドビューランプ、ADB(アダプティブドライビングビーム)を追加する。また、衝突回避支援ブレーキ機能・衝突警報機能の対応速度を引き上げ、従来の車両・歩行者に加えて二輪車・自転車も追加し、夜間の歩行者検知も可能とした。

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みんなのコメント

18件
  • 昔よりは進化してるだろうから積んでもせいぜい500㎏の箱バンはいいとして
    下手すると1t近く積まれる軽トラにCVTは大丈夫かな?
  • 赤帽用、作るの?赤いから3倍積めるのか?
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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