転倒リスクの課題
路線バスの「2024年問題」が顕在化し、ドライバー不足、人手不足が叫ばれている。筆者(西山敏樹、都市工学者)は路線バスの研究者なので、この問題についてマスコミやインターネットで意見を述べる機会が多い。
京都市営バス“倒産”寸前 「運転手が横柄」ではない、本当の赤字理由
当媒体に「ホンネだらけの公共交通論」という連載でこれまで11本の記事を寄稿し、読者からのコメントを丹念に読んできた。その多くは率直なものであり、現場のドライバーと思われる人たちが書いたものも散見される。
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みんなのコメント
注意されても停車前に立ち上がったりつり革等につかまらない乗客、急制動の原因となる動きをした一般車や二輪車乗り、歩行者など、他を責めるべき要因はいっぱいある。
この状態で飛び出しされて急ブレーキ踏んだらどうなるかが想像すればお判りになると思います。
会社には注意喚起の掲示や放送を導入してくれとお願いしても「金がかかる、そんな事しても効果はない」など逃げ口上しか返ってきません。
結局会社は事が起きたら運転士に責任を転換するだけで安全運行に対する意識は希薄です。
ウチの会社は運転士の査定制度も導入してるので、苦情、事故、勤務態度(遅刻、早退、欠勤、休日出勤協力)などで運転士に点数をつけて悪ければどんどんマイナスになっていき多くはない給与から引かれていきます。もう人間として底辺の扱いしかされていません。
こんな労働環境で誰が運転士の仕事を薦められますでしょうか!
私は絶対やめた方がいいとしか言えないです!