アウトラインは?
新型スバル・クロストレック
ホンダ・ヴェゼルe:HEV 走行距離1万6000km超 先代と新型、進化のポイントを味わう
新型スバル・クロストレック(プロトタイプ)現行スバルXV新型クロストレック新型スバル・クロストレックは、2017年デビューの先代XVの後継モデルだ。北米では従来からクロストレックの名前で人気を集めていた。ベースはインプレッサ。代を経るごとに、クロスオーバーとしての完成度を高めている。
プラットフォームは、SGP(スバル・グローバル・プラットフォーム)を引き続き使うが、レヴォーグやWRX S4と同じフルインナーフレーム構造の採用や構造用接着剤の適用拡大、サスペンション取り付け部の剛性アップなど最新の知見が盛り込まれている進化版となっている。
駆動方式はもちろんフルタイム4WD。パワートレーンは、現行モデルからキャリーオーバーされる2.0ℓ水平対向4気筒にモーターである「e-BOXER」だ。
ホンダ・ヴェゼルe:HEV
Honda HR-V e:HEV 2021ホンダ・ヴェゼルe:HEV対するホンダ・ヴェゼルは、現行モデルが2021年に登場している。フィットベースのクロスオーバーだが、ボディサイズ、パワートレーンともにCセグSUVと言っていいサイズと質感を誇っている。駆動方式はFF/4WDを設定。パワートレーンは、1.5ℓ直4NA+CVTと1.5ℓ直4NAにe:HEVを組み合わせたハイブリッドを設定する。e:HEVは、ホンダ得意の2モーターシリーズパラレルハイブリッドシステムだ。
どっちが売れている?
2022年1~8月の販売データはヴェゼルが3万1866台、XVが7742台でデビュー直後とモデル末期ということで差がついているが、にもかかわらず、北米では売れ続けている。
フォレスターじゃないんだ! いま北米で一番売れてるスバル車、クロストレック(XV) 北米スバル(SOA=Subaru of America)が発表した2022年6月期の販売台数データを見ると、もっとも売れているのはフォレスターではなクロストレック(Crosstrek=日本名XV)…motor-fan.jpサイズ比較
左が新型クロストレック、右がヴェゼル上が新型クロストレック、下がヴェゼルボディサイズは
新型スバル・クロストレック
全長×全幅×全高:4480mm×1800mm×1580mm(ルーフレールシャークフィンアンテナなしは1550mm)
ホイールベース:2670mm
ホンダ・ヴェゼル e:HEV Z (4WD)
全長×全幅×全高:4430mm×1790mm×1590mm
ホイールベース:2610mm
となっている。ほんの少しだけ、クロストレックの方が大きいが、ほぼ同サイズと言っていい。
新型クロストレックは、どうやらルーフレールとシャークフィンのレス仕様があるようだ。そうなると全高は1550mmになる。全高は、10mmしか違わないが、じつは、クロストレックはルーフレールとシャークフィンアンテナなしだと1550mmになる。機械式駐車場の全高制限で1550mmのところはまだまだある。1550mmの全高を喜ぶ人もいると思う。
小回り性の指標である最小回転半径は
クロストレック:5.4m
ヴェゼル:5.5m
となっている。
クロストレックは、全高が低いクロスオーバーだが、スバルらしくアウトドア志向が強いモデルだ。
最低地上高は
クロストレック:200mm
ヴェゼル:180mm
となっている。
4WDシステムは?
現行XVの4WDシステム。スバル得意のシンメトリカルAWDだ。ホンダ・ヴェゼルe:HEVの4WD。どちらもリヤに繋がるプロペラシャフトがある。クロストレックは、モデル構成は明らかになっていないが、当然フルタイム4WDモデルがメインになる。4WDシステムも詳細は未発表だが、現行XVと同様に、オンデマンドのカップリング式4WDシステムを採るだろう。
ヴェゼルe:HEVはFFと4WDを設定している。4WDは、リヤまでプロペラシャフトを通して駆動力を伝達する4WDだ。これはスバルと同様。つまり、最近トレンドとなっているリヤにモーターを積んで駆動する(そうなるとプロペラシャフトは不要)モーター4WDではないということだ。
新型クロストレックの上級グレードは225/55R18 ファルケンを履くヴェゼルe:HEVのタイヤは225/50R18サイズのミシュランPRIMACY4パワートレーンは?
新型クロストレックのパワートレーンは、詳細は未発表。だが、現行モデルからのキャリーオーバーが基本となるだろう。つまり、FB20型水平対向4気筒DOHCエンジンを搭載する。
新型クロストレックのエンジンは、2.0ℓ水平対向4気筒と発表されている。FB20型だろう。スペックは
エンジン(現行SUBARU XV HYBRID)
水平対向4気筒DOHC2.0ℓ直噴+モーター(e-BOXER)
型式:FB20型
排気量:1995cc
ボア×ストローク:84.0mm×90.0mm
圧縮比:12.5
最高出力:145ps(107kW)/6000rpm
最大トルク:188Nm
モーターMA1型交流同期モーター
最高出力:13.6ps(10kW)
最大トルク:65Nm
トランスミッション:リニアトロニック
ということになろう。10kWのモーターはリニアトロニックCVTの後端に配置される。これまた最近トレンドとなっている48Vマイルドハイブリッドではなく、12Vのままなのだろう。
ホンダ・ヴェゼルe:HEVのエンジンは、1.5ℓ直4DOHC。ヴェゼルe:HEVのパワートレーンは、1.5ℓ直4エンジンに2モーターのハイブリッドを組み合わせたもの。従来はi-MMDと呼んでいたシステムだが、ホンダはこれを「e:HEV」と呼称を統一した。統一したのは呼称だけではなく、ホンダのハイブリッドシステムをこの2モーター式シリーズパラレルハイブリッドに一本化したのだ。先代フィットで採用していたDCTと1モーターを組み合わせたi-DCDは今後は使われない(現行フリードはi-DCD)。
燃費は、
現行XV Hybrid
WLTCモード燃費:15.5km/ℓ
市街地モード 12.1km/ℓ
郊外モード15.9km/ℓ
高速道路モード 17.3km/ℓ
ヴェゼルe:HEV Z(4WD)
WLTCモード燃費:22.0km/ℓ
市街地モード 21.8km/ℓ
郊外モード23.7km/ℓ
高速道路モード 21.1km/ℓ
となっている。マイルドハイブリッドとストロングハイブリッドでは、やはり燃費性能では差がでてしまう。新型クロストレックのe-BOXERにも、もちろん手が入っているだろうから、燃費はもっと向上して登場するだろう。
インテリアは?
新型クロストレック(プロトタイプ)のインテリアホンダ・ヴェゼルのインテリアクロストレックのインテリアは、新型でグッと進化した。マルチマテリアルの多層構造とすることで、各素材の風合いを活かした、シンプルでありながら表情豊かなインパネデザインを採用している。
さらに工夫を凝らした収納も充実させて、使い勝手の良さを感じさせるインテリアに仕立てられた。
11.6インチセンターインフォメーションディスプレイは、レヴォーグやWRX S4などでも採用しているもので、縦型。先進的ですっきりとしたデザインはそのままに、スマートフォンとの連携機能を大幅に強化。普段使っているスマートフォンと同じ感覚でシームレスに扱えるインフォテインメントシステムに進化している。
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Cセグのインプレッサベースのクロストレックと
安物BセグフィットベースのCXハ...ヴェゼル
スバルに失礼すぎる。