■最上位グレードに「プロパイロット2.0」装備
日産は2023年4月13日、新型「セレナ」のe-POWER車を20日に発売すると発表しました。
【写真】シフトレバーなし! 新型セレナで初採用の斬新「スイッチ式」シフトを写真で見る(40枚)
セレナは、1991年の初代登場以来、30年にわたりファミリー層に支持されてきたミニバンです。
最新モデルは2022年11月に発表されたばかりの6代目で、ガソリン2WD車・4WD車とe-POWER車の3種類をラインナップ。12月にはこのうちの2WD車が発売されています。
新型セレナは、従来モデルで好評だった「プロパイロット」を全車標準装備。さらに最上位グレード「e-POWER LUXION(ルキシオン)」には先進運転支援技術「プロパイロット2.0」を標準装備しています。ミニバンとして世界で初めて、高速道路で同一車線走行時に、40km/h以上でのハンズオフ機能を採用し、長距離運転時の負担を軽減します。
また、前方障害物に対する操舵回避の際、ドライバーのステアリング操作を支援する「衝突回避ステアリングアシスト」や、一度駐車した場所を駐車枠として記録できるメモリー機能付き「プロパイロット パーキング」を日産として初搭載しました。
プロパイロット パーキングは、記録した駐車位置に近付くと、ボタン1つでステアリング、アクセル、ブレーキ、シフトチェンジ、パーキングブレーキのすべてを自動で制御する機能です。さらにe-POWERルキシオンには、リモコン操作でクルマを出し入れできる「プロパイロット リモートパーキング」も搭載され、狭いスペースでの乗り降りや荷物の出し入れをスムーズに行えます。
今回登場した新型セレナe-POWER車のパワートレインは、新開発の1.4リッター e-POWER専用エンジンと第2世代「e-POWER」(ハイブリッド)を組み合わせ、エンジンの作動音を抑制するとともに、よりパワフルで気持ちの良い加速性能を実現。
さらに、車両状態や走行環境に加え、ナビと連携しながらエンジン作動タイミングを制御する世界初のエネルギーマネジメント技術を搭載することで、エンジンの作動頻度を低減し、高い静粛性に貢献。また、車体の遮音性能を大幅に高め、後席乗員とも会話のしやすい室内としています。
また、第2世代e-POWERと高剛性サスペンションが車体の動きを滑らかにし、新開発のシートが車体の揺れの伝達を抑えてクルマ酔いにつながる乗員頭部の急な動きを抑制。アクセルペダルだけで車速を自在にコントロールできる「e-Pedal Step」の操作性も向上しました。
シフトはスイッチタイプの電制シフトを日産初採用し、スッキリとした見た目と分かりやい操作性を実現しています。
日産によるとe-POWER車の受注はすでに2万台を突破しており、4月12日時点で2万410台に。セレナ全体としては1991年の初代発売以降、国内での累計販売台数が200万台に到達したといいます。
セレナを選んだ約半数以上の人がe-POWER車を注文しており、15%以上が最上位グレードの「LUXION(ルキシオン)」を選んでいるということです。
ボディカラーの一番人気は「プリズムホワイト」で、次いで「ダイヤモンドブラック」、2トーンでは「プリズムホワイト/スーパーブラック」が好評といいます。
今回発売されるe-POWER車は、センターピラーインナーなど複数の骨格車体部品に低CO2高炉鋼材を新たに採用し、CO2削減に貢献しているということです。
なお、セレナe-POWERは、カスタムカー「AUTECH」や福祉車両、車中泊仕様車「マルチベッド」などの特装車にも幅広く展開されます。
新型セレナe-POWERの価格(消費税込)は、e-POWER車が319万8800円から479万8200円です。
ちなみにガソリン2WD車は276万8700円から326万9200円で発売中。4WD車は303万4900円から353万5400円で、2023年春の発売予定です。
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みんなのコメント
お金もないのでガソリンのハイウェイスターにしましたが、それでもオプション込みで430万円でした。
「セレナに600万円、アホちゃうか」って陰口を叩かれそうと思ったのも事実です。