■軽自動車だった「レックス」が小型SUVとして復活!?
ラインナップの多くをSUVが占めているスバルですが、そのなかでもっとも小さいモデルが「レックス」です。
スバル「レックス」と聞くと、軽自動車を思い浮かべる人もいるかもしれません。しかし、約30年ぶりに復活したレックスはコンパクトSUVとして2022年11月に登場しました。
【画像】えっ、小さいけどワイルド! カスタム仕様がカッコ良すぎる「レックス」画像を見る(28枚)
レックスを製造するのはダイハツで、同社の「ロッキー」およびトヨタ「ライズ」のOEM車となります。
ただし、パワートレインのラインナップは少し異なり、ロッキー/ライズには1リッターターボ、1.2リッターガソリン、1.2リッターハイブリッド(e-SMART HYBRID)が設定されるのに対し、レックスは1.2リッターガソリンのみ。駆動方式は、ロッキー/ライズは2WDと4WDが設定されるのですが、レックスは2WDのみです。
また、AWD(全輪駆動)をウリとするスバルにおいて、レックスに4WDの設定がないというのは異例ともいえますが、それでもラインナップに加えられたのには意味があるようです。
レックスの購入世代でもっとも多いのは50代から70代となっており、年齢層が高い世代に売れているといいます。
スバルの販売店スタッフによると、近年ユーザーの年齢層が高くなっており、これまでスバル車を乗り続けてきた人が高齢に差し掛かるなかで、大きなクルマから小さなクルマに乗り換える需要があるとのこと。そのため、レックスは堅調に売れているそうです。
たしかに、最近のクルマはボディサイズが拡大しており、スバルが自社で開発・生産するモデルでのなかでもっともコンパクトな「インプレッサ」でも全長4475mm×全幅1780mm×全高1450-1515mmと、立派な3ナンバーサイズとなっています。
その点レックスは、全長3995mm×全幅1695mm×全高1620mmと5ナンバーに収まるサイズ。小型車を得意とするダイハツ製だけあって、コンパクトなボディながら広い室内空間と荷室を備えており、さらにワイルドな外観デザインなどの小ささを感じさせない工夫が盛り込まれています。
また、スバルSUVのエントリーモデルだった「XV」が「クロストレック」に刷新されたことを機に1.6リッター車が廃止され、2リッターハイブリッド車のみの設定になったことも関係しているようです。
「大きなクルマから小さなクルマに乗り換える」という意味には、ボディサイズだけでなく排気量も含まれます。
排気量の数字だけみれば、既存のスバル車でもっとも小さいといえるのが、「レヴォーグ」や「レガシィアウトバック」「フォレスター」に搭載される1.8リッター直噴ターボエンジン(CB18型)でしょう。
ただし、このエンジンは高性能モデル向けのダウンサイジングターボエンジンであり、低回転域から300Nmの高トルクを発生することが特徴です。
2リッターハイブリッドや1.8リッターターボといったパワフルなエンジンを求めてないユーザーにとって、1.2リッターのレックスがちょうど良い選択肢になっているのです。
なお、レックスの購入の決め手として、「大きなサイズのクルマに乗っていたがダウンサイズしたい」「さまざまな便利な機能が盛り込まれている」「200万円を切る非常にリーズナブルな価格」といった声が挙がっているそうです。
※ ※ ※
スバルがラインナップする5ナンバーサイズのコンパクトなモデルはレックスのほか、トールワゴンの「ジャスティ」や軽自動車がありますが、これらはすべてダイハツのOEM車です。
クルマにこだわる人が多いとされるスバルオーナーのなかにはダイハツ製ということを懸念する人もいるものの、それでもダイハツ製のOEM車が必要とされる現状があるようです。
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