現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > クルマ好きカスタムの定番「シャコタン」! じつは車高を下げるには4つの手段があった!!

ここから本文です

クルマ好きカスタムの定番「シャコタン」! じつは車高を下げるには4つの手段があった!!

掲載 28
クルマ好きカスタムの定番「シャコタン」! じつは車高を下げるには4つの手段があった!!

 この記事をまとめると

◾️クルマの車高を下げる方法を4種類紹介

タワーバー・マフラー・ダンパー! クルマの定番チューニングは実際何が変わる?

◾️車高を下げるそれぞれの方法にメリットとデメリットがあるがオススメできない方法もある

◾️ローダウンを楽しむ際には法規に抵触しないよう注意が必要だ

 愛車をカッコよくしたい! ローダウンの方法4つ

 クルマは低いほうがカッコいいかどうかは見る人の主観によるが、レーシングカーは軒並み車高は低いし、●●モーターショーのようなところでお披露目されるスポーツカーのプロトタイプモデルも、車高はベタベタにされていることが多い。

 都市伝説的な話だが、自動車メーカーのカタログ撮影時もスポーツ系車種は室内やトランクに砂袋を数百キロ詰めて車高を下げているという。実際、撮影スタジオに行くと用途不明な(⁉︎)大量の砂袋が準備されているのでウソではないと思うが。

 ということで、車高を下げることにカッコよさを感じる人は一定数いて、それを目的にカスタムする人も多い。では、そこにはどんな手法があって、メリットやデメリットはどんなことがあるのだろうか。

 1)バネカット

 もっとも安価なローダウンは純正バネを切ってしまうこと。装着したままサンダーで「やっぱり1巻半だな」なんてバネを切っていたと先輩方はいうが、正直オススメできない。

 ノーマルのバネはあの長さでちゃんと走れるように設計されているので、途中でぶった切ってしまってはフルストロークの連続でまともに走れない。というわけで、この方法はオススメできない。

 2)ダウンサス

 サスとは、いわゆるスプリングのことで、純正ダンパーに装着する車高が低くなるバネのこと。専用に設計されていて少し短めで車高が低くなるぶん、バネレートも少しだけ上げられていることが多い。

 昔は、車高こそ下がるが純正ダンパーがフルストロークしまくって乗り心地が悪いものも多かったが、現在は緻密な計算で作られたダウンサスが多く、乗り心地は純正から引けをとらず、車高は30mmくらい下がるものも多い。価格も4本で数万円と安い。

 ただ、装着には純正サスをバラす必要があり、このときにスプリングコンプレッサーがないとエライことになるので、道具がない人はお店での装着がオススメ。DIY難易度は車高調装着よりも高いと思って良い。

 車高調とエアサスによるローダウンもオススメ

 3)車高調

 サスペンションごとアフター品に交換する方法。もともとショックの長さが短く、バネレートも高いので車高を大幅に下げることができるし、スポーティな走りも実現できる。

 また、車高調整式サスペンションという名称なだけあって、全長調整式であれば自由かつ、乗り心地を犠牲にしないで車高を変えられる。ネジ式だと乗り心地は犠牲になる傾向はあるが、ある程度は車高を変えられるので、こちらも好みの車高に設定できる。

 価格は10万円前後からあり、20万円くらいが主流。30万円を超えると高級な部類になる。

 4)エアサス

 空気の力で車高を変えることができるもの。一般的には車高調にプラスして使うものが多い。もともと車高を低めにしておいて、段差を乗り越えたいときにコンプレッサーでエアを送ってエアバッグを膨らませ、車高を上げて段差を超える。超えたら再びエアバッグの空気は抜く、というものが一般的なエアサスだ。

 全部下げたままの走行は基本的にできない。エマージェンシーとして車高が上げられる機構として考えたほうが良い。

 車高調整の方法はざっくりと上記のような方法がある。あとは守ってもらいたいのは法律。最低地上高は法律で90mmと定められているので、それよりも車高を低くしてはならない。しかし、この最低地上高には灯火類がついてなければリップスポイラーなどは含まれない。ボディ下のフレームやメンバー装着ボルト、マフラーなどが90mm以上あれば意外とエアロ類は低くても大丈夫なこともあるので、きちんとルールを確認しておきたい。

 あとはウインカーやバックフォグランプの位置が、車高が下がると規定よりも低くなってしまって法律に引っかかることがある。これは86前期型のフロントウインカーなどが有名。これには対策があるので、車高を下げるならきちんと対処しよう。

関連タグ

こんな記事も読まれています

「俺のはフルチューンだから」……とかクルマ好きたるもの一度はいってみたい! とはいえ「フルチューン」ってなに?
「俺のはフルチューンだから」……とかクルマ好きたるもの一度はいってみたい! とはいえ「フルチューン」ってなに?
WEB CARTOP
普通に走るし不具合もない……それでも車検に落ちるってナゼ? 見落としがちな検査項目9選+α
普通に走るし不具合もない……それでも車検に落ちるってナゼ? 見落としがちな検査項目9選+α
WEB CARTOP
軽くて強くて見た目もいいクルマの最強パーツ素材「カーボン」! 「ただし割れたら一巻の終わり」という噂について本当に修理できないのか探ってみた
軽くて強くて見た目もいいクルマの最強パーツ素材「カーボン」! 「ただし割れたら一巻の終わり」という噂について本当に修理できないのか探ってみた
WEB CARTOP
街乗りでも効果絶大! アライメント調整で車の走行性能をアップさせる方法~カスタムHOW TO~
街乗りでも効果絶大! アライメント調整で車の走行性能をアップさせる方法~カスタムHOW TO~
レスポンス
スズキが初代といわないのは認めてないから!? 2003年に登場した「スイフトスポーツ」の謎
スズキが初代といわないのは認めてないから!? 2003年に登場した「スイフトスポーツ」の謎
WEB CARTOP
彼女のトヨタ「C-HR」は“極低車高”スタイル! 愛車歴6年目のオーナーがカスタムに目覚めて仕上げたピンクの内装とは
彼女のトヨタ「C-HR」は“極低車高”スタイル! 愛車歴6年目のオーナーがカスタムに目覚めて仕上げたピンクの内装とは
Auto Messe Web
ダイハツが本気出すとこんなことになる! ブーンX4がガチで熱すぎるクルマだった
ダイハツが本気出すとこんなことになる! ブーンX4がガチで熱すぎるクルマだった
WEB CARTOP
全身カーボンボディに1000馬力エンジンを積んだ怪物86が東北に見参! 風間オートの野望から目が離せない
全身カーボンボディに1000馬力エンジンを積んだ怪物86が東北に見参! 風間オートの野望から目が離せない
WEB CARTOP
なぜぶつける? なぜ直さない? やたら見かける軽バンやミニバンやワンボックスの後ろの凹みの謎
なぜぶつける? なぜ直さない? やたら見かける軽バンやミニバンやワンボックスの後ろの凹みの謎
WEB CARTOP
エアクリにマフラー交換で簡単にパワーアップ! それならなんでメーカーは最初からやらない?
エアクリにマフラー交換で簡単にパワーアップ! それならなんでメーカーは最初からやらない?
WEB CARTOP
トヨタ「GRヤリス」を海外パーツで唯一無二のスタイルに! 通勤仕様が気がつけば見事なまでのローダウンに変貌した経緯とは
トヨタ「GRヤリス」を海外パーツで唯一無二のスタイルに! 通勤仕様が気がつけば見事なまでのローダウンに変貌した経緯とは
Auto Messe Web
「4WDターボのMT車」しばりでトヨタ「GRヤリス」を購入! カスタムベースの「RC」を選んでパーツが先にショップに届いた!?
「4WDターボのMT車」しばりでトヨタ「GRヤリス」を購入! カスタムベースの「RC」を選んでパーツが先にショップに届いた!?
Auto Messe Web
マフラー出口の本数やデザインに意味はあるのか? なつかしの「竹ヤリ」から最新トレンドまでを元チューニング雑誌編集者が解説します
マフラー出口の本数やデザインに意味はあるのか? なつかしの「竹ヤリ」から最新トレンドまでを元チューニング雑誌編集者が解説します
Auto Messe Web
TANABEのカスタムスプリング2製品にレクサス『IS500』用など3車種のラインナップが追加
TANABEのカスタムスプリング2製品にレクサス『IS500』用など3車種のラインナップが追加
レスポンス
壊れて当然のノリだけど現代のクルマにはない楽しさがある! 沼る可能性しかないハチマルイタフラ車
壊れて当然のノリだけど現代のクルマにはない楽しさがある! 沼る可能性しかないハチマルイタフラ車
WEB CARTOP
カスタムの要! 1ピース vs 2ピース、ホイールの構造を徹底解説~カスタムHOW TO~
カスタムの要! 1ピース vs 2ピース、ホイールの構造を徹底解説~カスタムHOW TO~
レスポンス
公道でもたっぷり走りを楽しめるTOM’Sのチューニングモデル「GR86 TS」
公道でもたっぷり走りを楽しめるTOM’Sのチューニングモデル「GR86 TS」
@DIME
昭和レトロなダイハツ「ハイゼット」はトヨタ「カローラ」よりも古い歴史を持っていた! 唯一の角目は3代目のみ、パーツ探しもひと苦労です
昭和レトロなダイハツ「ハイゼット」はトヨタ「カローラ」よりも古い歴史を持っていた! 唯一の角目は3代目のみ、パーツ探しもひと苦労です
Auto Messe Web

みんなのコメント

28件
  • マダム新子
    板ばねをひっくり返す。
    トーションバーを緩める
    ロッド調整をする。
    コントローラーで制御する。
    まだまだあるよ
    車を知らな過ぎ
  • nis********
    SUVの車高下げる意味がわからん
    結構いるんだよね
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

267.2358.6万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

72.0847.9万円

中古車を検索
86の車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

267.2358.6万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

72.0847.9万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村