ダイハツが日本で発売している小型車は、基本的にブーン、ロッキー、トールという3モデル(派生グレードを除く)。しかし海外に目を向けてみると、日本では知られていない魅力的なモデルをラインナップしている。ここではぜひとも日本でも発売してほしい小型ハッチバック「アイラ/アジア」を紹介しよう。
文/ベストカーWeb編集部、写真/ダイハツ
可愛いけど勇ましいフェイスがたまらん!? ダイハツのアジア戦略車アイラ/アジアが魅力的だぜ
■日本にはない精悍な顔つきのAセグコンパクト
インドネシアのアストラ・ダイハツで作られるアイラ
東南アジアは日本車が圧倒的なシェアを占める地域だが、コスト競争の厳しいコンパクトカークラスでは、日本メーカー各社が新興国向けの専用モデルを作って対応しているケースが多い。
今回紹介するダイハツの「アイラ/アジア」もその例だ。両車は兄弟関係にあるのだが、アイラはダイハツがインドネシアの現地企業アストラと提携して生産するモデルなのに対し、アジアは、マレーシアの現地企業プロドゥアと提携して生産するモデルになる。
歴史的にはアイラのほうがちょっと古く、初代モデルが登場したのが2012年(トヨタと共同開発)。アジアはそれから2年遅れて2014年にデビューした。ちなみにトヨタにも兄弟車があり、こちらはトヨタ アギアという。
そんなアイラ/アジアだが、まず今年2月にアジアが、そして3月にはアイラが前後して新型に置き換わった。3760mmという全長と1665mmという全幅は両車共通だが、最低地上高を確保したため、車高はアイラのほうが20mm高い。
車格的には日本のブーンの全長を10cmほど伸ばしたものと考えればいいのだが、違いはプラットフォーム。ブーンが旧世代のものを使っているのに対し(2016年デビューだから仕方ないが)、アイラ/アジアは最新のDNGA(ダイハツ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー)のAプラットフォームを採用している。走行性能も安全性も安心できるレベルとみていいだろう。
肝心の見た目だが、親しみやすさ重視のブーンに対し、アイラ/アジアはどこかロッキーにも似た精悍な面構え。六角形状のフロントグリルもロッキーと共通しており、とりわけ男性ユーザーからは人気を集めそう。かつて初代ブーンに存在したモータースポーツベース仕様「X4(クロスフォー。その源流はストーリア)」とか作ったら似合いそうなのだが……。
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みんなのコメント
ティファールの如く取手の取れるドア。
光軸異常。
エンジン欠陥。
直射日光で変形するボロくて安いプラスチック製ボディ。
樹脂製のラジエーター配管。
クオリティが日本以外のアジア車レベルだし韓国車以下だ。
言葉が薄っぺらで軽いんだよなあ