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トヨタ ランドクルーザー“70”を発売。伝統を継承しつつ時代に合わせ進化

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トヨタ ランドクルーザー“70”を発売。伝統を継承しつつ時代に合わせ進化

2023年11月29日、トヨタはランドクルーザー“70”を発売した。同年8月の250シリーズ発表会で日本発売が予告されていたが、いよいよ発売が開始される。

“70”らしさはそのままに、進化を遂げる
1951年8月にトヨタBJ型として初代が誕生したランドクルーザー。そのラインナップの中でも、"70"シリーズ(以下、ランクル70)は1984年の誕生以来、約40年間ランドクルーザーの普遍的価値「信頼性・耐久性・悪路走破性」を変わることなく絶えず追求し続け、世界中の過酷な環境下での多様な用途に応えながら、ユーザーの暮らしと地域社会を支え続ける」を脈々と受け継いできた。

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日本仕様のランクル70は、排出ガス規制などの問題があり2004年に日本国内での販売は終了。だが2014年にランクル70のデビュー30周年を記念して、セミロングの4ドアとダブルキャブのピックアップを1年間の期間限定で発売。これが大人気を集めた。

そして今回、みたびランクル70の日本仕様が登場した。本格的なオフロード設計、強靭なフレーム、高い基本性能、シンプルなパーツ構造という、シリーズならではの特性は、1984年のデビュー以来変わっていない。だが継続販売モデルとして、ランクル70らしさはそのままに、よりユーザーの暮らしと地域社会を支え続けるための進化を遂げた。

パワートレーンには、力強い動力性能と低燃費を両立する2.8L 直噴ターボディーゼルエンジンを採用。最高出力は150kW(204ps)、最大トルクは500Nm(51kgm)を発生。ランクル70にふさわしい力強い走破性を実現する。

強靭さを誇る伝統のラダーフレームや、悪路走破に欠かせない電動デフロックなどの装備に加え、ビークルスタビリティコントロール(VSC)、アクティブトラクションコントロール(A-TRC)、ヒルスタートアシストコントロール(HAC)、ダウンヒルアシストコントロール(DAC)といった駆動力・制動力制御システムを採用して高い操縦安定性を実現。

また、快適な乗り心地をさらに追求するサスペンションの改良、スムーズな運転・操作性へのニーズに応えるため、トランスミッションには6速ATを採用し、優れたオフロード走破性を維持しながら、オンロードでの乗り心地をさらに向上させている。

伝統を継承しながら内外装はオフローダーらしさも追求
エクステリアでは、水平/垂直基調とし、道具としての機能性と圧倒的な安定感を創出する、ランクル70らしいシルエットを継承した。その一方で、時代性をとらえて細部をアップデートし、デザインを進化させた。

インテリアでは、水平構成の力強いデザインと、オフロード走行に配慮した機能的レイアウトを継承。シンプルな操作性、多様化する用途に対応しつつ、上質感のある素材を使用し、オーナーを満たす室内空間を創出した。

また、現代のクルマらしく安全安心にも配慮し、バックモニターやトヨタセーフティセンスを採用した。トヨタセーフティセンスには、新採用のプリクラッシュセーフティ、コンライト、ドライブスタートコントロールなどが含まれており、オフロード走行はもちろん、駐車時、シフト操作時の安全安心にも配慮している。

ランクル70は「AX」のみのモノグレードで、車両価格(税込)は、480万円。なお、以前のモデルは1ナンバー登録だったが、今回のモデルは3ナンバー登録となる。月販基準台数は、400台/月。サブスクリプションの「KINTO」でも取り扱われ、月々4万5760円からランクル70を手に入れることができる。

トヨタ ランドクルーザー AX 主要諸元


●全長×全幅×全高:4890×1870×1920mm
●ホイールベース:2730mm
●車両重量:2300kg
●エンジン:直4 ディーゼルターボ
●総排気量:2754cc
●最高出力:150kW(204ps)/3000-3400rpm
●最大トルク:500Nm(51.0kgm)/1600−2800rpm
●トランスミッション:6速AT
●駆動方式:フロント縦置きパートタイム4WD
●燃料・タンク容量:軽油・130L
●WLTCモード燃費:10.1km/L
●タイヤサイズ:265/70R16
●車両価格(税込):480万円

[ アルバム : ランドクルーザー 70シリーズ はオリジナルサイトでご覧ください ]

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