現行型の登場から10年以上が経過したスカイライン。登場した当時は2Lターボ搭載や高速道路で手放しまでできるプロパイロット2.0などで話題となっていたが、その装備はもう選べないのだ……。今となってはデイズより劣る運転支援でどうしちゃったの、スカイライン!!
※本稿は2024年3月のものです
文/渡辺陽一郎、写真/ベストカー編集部、NISSAN
初出:『ベストカー』2024年4月26日号
デイズよりスカイラインが劣る!? 登場時は先進技術満載で話題も……熟成を続けて10年以上も従来型を推したいワケ
■日産 スカイライン(2013年11月デビュー)熟成期間:10年7カ月
2013年登場の日産 スカイライン(456万9400~589万9300円)。現行型は3.5Lハイブリッドを搭載して登場し、2014年に2Lターボを追加。現在は405psと304psの3Lターボを搭載
現行スカイラインは2014年に発売された。一時はメルセデスベンツと共通の2Lターボを搭載したり、ハイブリッドに高速道路で手離し運転の可能なプロパイロット2.0を搭載したこともある。
今はNISMOも選べるが、大切なメカニズムとされるハイブリッドやプロパイロット2.0は廃止された。現在のエンジンは、アイドリングストップの付かないV型6気筒3Lツインターボだけだ。
衝突被害軽減ブレーキも設計が古く歩行者を検知できない。デイズの機能と比べても劣っている。先進技術は従来型よりも退化して、古いだけのクルマになった。
●主なマイナーチェンジ
・2014年5月:2Lターボ追加
・2015年12月:一部改良
・2016年3月:一部改良
・2017年12月:マイナーチェンジ
・2019年7月:マイナーチェンジ、400R追加
・2020年9月:一部改良
●熟成度:50点(100点満点中)
●判定:古さが目立つ……
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みんなのコメント
かつて在籍のインド人COOアシュワニ・グプタが、ラージクラスFR車プラットホームの新規開発はやらないって言っちゃったからですよね?
Y31型セドリックセダンだって27年間製造販売した事を思えばどうってこと無いです。