現在位置: carview! > ニュース > ニューモデル > 特別感がすごい… 英アストン マーティン「DBX」にタッチスクリーン導入 707馬力の高性能モデルのみ販売へ

ここから本文です

特別感がすごい… 英アストン マーティン「DBX」にタッチスクリーン導入 707馬力の高性能モデルのみ販売へ

掲載
特別感がすごい… 英アストン マーティン「DBX」にタッチスクリーン導入 707馬力の高性能モデルのみ販売へ

インテリア刷新 DBX 707のみ販売へ?

英国の自動車メーカーであるアストン マーティンは4月22日、SUVの「DBX」の改良新型を欧州で発表した。インテリアにタッチスクリーンを導入したほか、ラインナップを変更し、高性能モデルのDBX 707のみとした。

【画像】英国スポーツカーブランドの高級SUV、内装が大幅進化。【新型アストン マーティンDBX 707を写真で見る】 全13枚

欧州向けのニュースリリースでは、「DBX 707の圧倒的な人気により、今やポートフォリオにおける唯一のパワートレインとなっている」と記載されている。

DBX 707は、DBXシリーズの頂点に立つ高性能モデルで、最高出力707psの4.0L V8ツインターボと9速ATを搭載する。出力を抑えた標準モデル(最高出力550ps)は廃止されたようだ。

2023年のDBXシリーズ販売台数の約3分の2をDBX 707が占め、2024年現在も90%前後で推移している。そのためラインナップの簡素化を図ったと見られる。

アストン マーティンはまた、こうしたパワートレインに対する需要が急速に変化していることを理由に、中国市場で販売していたマイルドハイブリッドの直6モデルを廃止した。現在のところ、グローバルに電動化モデルを展開する計画はない。

英国では改良新型DBX 707の納車は5月から開始予定で、価格は5~10%アップの約21万ポンド(約4000万円)と予想される。

物理ボタンを重視 足回りも改良

今回の改良では、インテリアが大きく刷新された。最新のDB12やヴァンテージと基本的に同じコックピット・レイアウトとなり、2020年以降のメルセデス・ベンツベースの旧レイアウトは廃止された。

新たに10.25インチ・タッチスクリーンがタッシュボード中央に設置された。アストン マーティン独自のインフォテインメント・システムを搭載し、スマートフォンのミラーリング機能やヒルディセント・コントロールなどが標準装備されている。

ダッシュボード上部にあった4つのドライブセレクトボタンは廃止され、センターコンソールのトグル式シフターに変更された。

デジタルメータークラスターも12.3インチに大型化されるなど、デジタル化が進んだ一方で物理的なコントロール(操作系装置)も数多く残されている。

製品管理責任者のニール・ヒューズ氏は取材に対し、ドライバーが走行中に車載機能の操作で「手探り状態」になるのを避け、よく使われる機能に素早くアクセスできるよう物理ボタンを用意していると語った。

ヒューズ氏はまた、物理的なコントロールを維持することは「クラフトマンシップに適している」ため、アストン マーティンにとって重要であり続けるとした。

細部にも変更が加えられている。例えば、ドアハンドルの形状変更やエアコン吹き出し口の意匠変更、トリム素材のオプションの追加、Bowers & Wilkins製23スピーカー・オーディオシステムの採用などだ。

エクステリアには目立つ変更点はない。アストン マーティンの新しい「ウィングス」ロゴが装着されているほか、ロックを解除すると外に飛び出すドアハンドルや、フレームレスのドアミラー(ハウジングと一体化)が採用された。

ボディカラーは、イプシロン・ブラック、ヘリオス・イエロー、スプリント・グリーン、マラカイト・グリーン、オーラ・グリーンの5色に加え、DBX707 AMR23エディション専用色のポディウム・グリーンが追加された。

ダンパーは改良され、「レスポンス、精度、ドライバーの信頼性」が向上したという。ステアリングも調整され、ドライビングモード切り替え時の挙動の差が拡大された。

こんな記事も読まれています

レクサス新型「高級SUV」2WD&爆速の“軽快モデル”登場! 斬新デザインの「RZ」改良モデルが英で登場
レクサス新型「高級SUV」2WD&爆速の“軽快モデル”登場! 斬新デザインの「RZ」改良モデルが英で登場
くるまのニュース
エンツォの波乱万丈の人生…映画『フェラーリ』画像公開
エンツォの波乱万丈の人生…映画『フェラーリ』画像公開
レスポンス
ラルゴこそ今の日産に必要!? エルグランドのご先祖モデルが超絶爆安でコスパ最強だった
ラルゴこそ今の日産に必要!? エルグランドのご先祖モデルが超絶爆安でコスパ最強だった
ベストカーWeb
2024スーパー耐久富士24時間に向けて、恒例の集合写真撮影が行われる
2024スーパー耐久富士24時間に向けて、恒例の集合写真撮影が行われる
AUTOSPORT web
【フォーミュラEシーズン10】第11戦 中国・上海 ジャガーのミッチ・エバンスが今季2勝目 キャシディ3位、ローランド4位
【フォーミュラEシーズン10】第11戦 中国・上海 ジャガーのミッチ・エバンスが今季2勝目 キャシディ3位、ローランド4位
Auto Prove
ペレス、モナコでまさかの予選Q1敗退。原因はトラフィックと広告バナーか……今週末は「もう終わり」
ペレス、モナコでまさかの予選Q1敗退。原因はトラフィックと広告バナーか……今週末は「もう終わり」
motorsport.com 日本版
「あのクルマ電車じゃん!」……ってEVのことじゃなかった! カスタムカー界隈で揶揄される「電車」ってなんのこと?
「あのクルマ電車じゃん!」……ってEVのことじゃなかった! カスタムカー界隈で揶揄される「電車」ってなんのこと?
WEB CARTOP
ツーリングバッグに忍ばせちゃおう! パナソニックが小型フルサイズミラーレス一眼カメラを発表!
ツーリングバッグに忍ばせちゃおう! パナソニックが小型フルサイズミラーレス一眼カメラを発表!
バイクのニュース
ルクレール、プレッシャー跳ね除け母国ポール「これでポールが獲れなかったらバカみたいに見えただろう」
ルクレール、プレッシャー跳ね除け母国ポール「これでポールが獲れなかったらバカみたいに見えただろう」
motorsport.com 日本版
世田谷の新・地下トンネル貫通! 全長3200m、環八通りと玉川通りの地下にズドン 行きつく先は
世田谷の新・地下トンネル貫通! 全長3200m、環八通りと玉川通りの地下にズドン 行きつく先は
乗りものニュース
まもなく世界初公開! 600馬力の“最速ジープ” 大型電動SUV 新型ジープ「ワゴニアS」ってどんなクルマ!?
まもなく世界初公開! 600馬力の“最速ジープ” 大型電動SUV 新型ジープ「ワゴニアS」ってどんなクルマ!?
VAGUE
「若者のクルマ離れ」は本当? 10年経って「若者層」に変化あり? 実際は「クルマに興味ある人」多いが“ハードルの高さ”が課題か
「若者のクルマ離れ」は本当? 10年経って「若者層」に変化あり? 実際は「クルマに興味ある人」多いが“ハードルの高さ”が課題か
くるまのニュース
フェラーリのカリスマ、ルカ・ディ・モンテゼーモロが成し遂げたこと 【第7回】エンツォ・フェラーリ誕生秘話
フェラーリのカリスマ、ルカ・ディ・モンテゼーモロが成し遂げたこと 【第7回】エンツォ・フェラーリ誕生秘話
AUTOCAR JAPAN
マクラーレンの「e-bike」がデビュー! さて「アルトゥーラ」のルーフに載せるために外した前輪はどうやって運ぶ?
マクラーレンの「e-bike」がデビュー! さて「アルトゥーラ」のルーフに載せるために外した前輪はどうやって運ぶ?
Auto Messe Web
【プロカメラマン】が大量画像で記録!「練馬駐屯地創立記念イベント」をレポート!テロ、薬物、暴動への対応が新鮮!  
【プロカメラマン】が大量画像で記録!「練馬駐屯地創立記念イベント」をレポート!テロ、薬物、暴動への対応が新鮮!  
モーサイ
【写真蔵】マクラーレンの最新モデル、アルトゥーラ スパイダーはパワーアップして2025年モデルから日本デビュー
【写真蔵】マクラーレンの最新モデル、アルトゥーラ スパイダーはパワーアップして2025年モデルから日本デビュー
Webモーターマガジン
モナコGPの予選は2組に分けるべき? トラフィックに泣いたQ1敗退アロンソが提案「素晴らしいものになる」
モナコGPの予選は2組に分けるべき? トラフィックに泣いたQ1敗退アロンソが提案「素晴らしいものになる」
motorsport.com 日本版
誰が乗る!?「朝2:45の始発便」誕生のワケ ただ“日本一早い便”ではない! 超早朝便のニーズとは?
誰が乗る!?「朝2:45の始発便」誕生のワケ ただ“日本一早い便”ではない! 超早朝便のニーズとは?
乗りものニュース

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

2500.03119.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

1748.04750.0万円

中古車を検索
DBXの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

2500.03119.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

1748.04750.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村