アルピーヌF1のピエール・ガスリーは、F1第5戦中国GPでの「非常に恐ろしい」瞬間を振り返った。コミュニケーションがうまくいかなかったことでアルピーヌのメカニックが転倒し、チームは多額の罰金を科されたのだ。
決勝レースの11周目、ガスリーが最初のピットストップを行った際、クルーが右のリヤホイールを固定し終える前に誤ってピットボックスを離れるゴーサインが出されたため、危うく大惨事につながるところだった。ガスリーが前進しかけると、緩んだホイールが外れ、メカニックが地面に倒れ込んだ。
オコン「パフォーマンスの面でわずかに進歩。大急ぎでアップグレードを用意したチームに感謝」:アルピーヌ F1第5戦決勝
幸いなことに、その後アルピーヌはそのメカニックが無傷でインシデントを逃れたことを明かした。しかしながらスチュワードは、アルピーヌに危険なリリースの「全責任がある」と判断し、チームに10000ユーロ(約165万円)の罰金を科した。
このインシデントは、F1のピットストップで求められる一瞬の正確さをはっきりと再認識させるものだった。些細なコミュニケーションミスでさえ重大な結果を招くことがあり、クルーとドライバーの両方を危険にさらす可能性がある。
「実際のところかなり怖かった」とガスリーは緊張の一瞬を振り返った。
「信号が青になったのでクラッチを切ったが、すぐに赤になった]
「そして、ミラーで彼の姿とホイールがついていないのを見た。メカニックは無事だった。僕はそのことを少し恐れていたんだ」
「今年はピットストップでタイムを失ったことが何度かあったので、もちろん何が起こったのかを正確に確認し、次回に向けて改善していく」
チームメイトのエステバン・オコンは、アップグレードされたシャシーを使用したが、11位でアルピーヌの今季初ポイント獲得を惜しくも逃した。一方、ガスリーのレースは13位で終わった。しかしガスリーは、マイアミでグリッドを駆け上がることを目指している。次戦は、より軽量で速さのポテンシャルがあるマシンの恩恵を受けることになるだろう。
「ほんの数kg軽くなって空力性能が上がり、全体的にダウンフォースのポイントが増えただけだ。最も重要なのはそれが機能していることだ。最初のセッションでそれがわかった」
「手に入れようと少し焦っていたが、マイアミ以降はそのパッケージになる。そして僕たちは作業を続けていく。僕は目にした以上のものを求めているからだ。僕たちはさらにパフォーマンスを改善する必要がある」
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