■ゴージャスなオレンジカラーの本革内装も採用
日産の台湾法人「裕隆日産」は2024年4月16日、「セントラ」マイナーチェンジモデルを発売しました。
フロント周りを中心にデザインを刷新したほか、先進運転支援機能を充実させるなど、大きな変更となりました。
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セントラは、1980年代に小型セダン「サニー」の米国名として始まったモデルで、そこから数えると現行型で8代目です。
中国では「シルフィ」の名で売られるなど、世界中で展開される日産の重要な戦略モデルへ成長していますが、日本では現在、8代目セントラ/シルフィの販売はおこなわれていません。
8代目の世界デビューは2019年。台湾では2020年より発売を開始しています。
新型セントラのボディサイズは、全長4648mm×全幅1815mm×全高1447mm、ホイールベース2712mm。
パワートレインは、1.6リッター 直列4気筒DOHC 直噴ガソリンエンジンで、最高出力135ps、最大トルク16.2kg-mを発揮します。
トランスミッションはエクストロニックCVTのみの設定で、カタログ燃費は17.7km/Lです。
今回のマイナーチェンジでは、フロントマスクを最新世代のVモーショングリルに刷新したほか、「イーグルアイ」ヘッドライトおよびリアコンビランプ、17インチおよび16インチアルミホイールなどを含め、デザインを一新したのが大きな変更点です。
ボディカラーには、ピラー部途中から色が切り替わる2トーンカラーを追加設定しました。
また室内では、オレンジの本革インテリアカラーを新設定しラグジュアリーな雰囲気を高めたほか、大型12.3インチセンターディスプレイ「スマートオーディオビジュアルマルチメディアシステム」を採用。上級グレードでは8スピーカー「BOSEプレミアムサウンドシステム」を搭載します。
さらに安全面では、先進機能「プロパイロット」を搭載し、高速道路での運転支援を行うなど、機能向上を図っています。
台湾における新型セントラの販売価格は、78万5000台湾ドル(約374万円)から87万9000台湾ドル(約419万円)までです。
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