2022年12月にXVから車名を変更したクロストレック。ハッチバックとSUVそれぞれの顔を持つが、どっちの評価とも高い1台!! 何がここまで高評価にさせたのか? クロストレックの実力に迫る。
※本稿は2023年4月のものです
文/松田秀士、写真/SUBARU、ベストカー編集部
初出:『ベストカー』2023年5月26日号
高いオフロード走破性は当たり前!! クロストレックがモデルチェンジで質感爆増したワケ
■静粛性が改善され乗り心地も向上したCセグハッチバック
スバル クロストレック。2022年12月のモデルチェンジで「XV」から改名。快適性や安全性が大きく進化した
奇抜すぎずスタイリッシュなデザインは好感度が高い。ルーフの造りを見直したことで共振を抑え、室内静粛性が改善された。耳障りなノイズが低減している。
18インチタイヤを履くAWDの乗り心地はとてもよく、オンロードでのハンドリングは安定性と俊敏性を兼ね備えた贅沢なもの。またFWDモデルも設定され、17インチのオールシーズンタイヤもチョイスできる。
シートを人間工学的に見直した結果ホールド性と乗り心地もいい。アイサイトXに広角の単眼カメラが追加され自動ブレーキとADASを含めた安全性が大きく進化。ラゲッジは床が浅いので期待薄。
●ハッチバック度:90/100点
■オフロード走破性は安定の高評価
コーナリング時の限界が高い。グイグイ曲がり、ワインディングを攻めても楽しい
スバルのシンメトリカルAWDのオフロード走破性はもともと評価が高い。構造用接着材の使用量を30mに延長し細部にわたり進化させボディ剛性がアップ。これによってサスペンションのバネレートを落とし乗り心地がよくなっている。
そのくせロールを大きく感じさせないが、サスペンションのストローク感がスムーズで路面を選ばない。
ボディ剛性の向上でさらに走りがアップグレードされていることは疑いの余地がない。エンジンとCVTの結合曲げ剛性の強化やマウント部の液封化など、パワートレーンの振動対策を充実し走りの質が大きく進化している。
●SUV度採点:90/100点
■総合力
全モデルをe-BOXERとしたことで走りの質と経済性も向上。縦長タッチディスプレイの操作性とインフォテインメントは魅力的。
●総合力採点:90/100点
●スバル クロストレック主要諸元(2022年12月デビュー)
・全長×全幅×全高:4480mm×1800mm×1575mm
・車重:1580kg
・最低地上高:200mm
・排気量:1995cc
・パワーユニット:水平対向4・DOHC(145ps/19.2kgm)+モーター(13.6ps/6.6kgm)
・燃費:15.8km/L(リミテッド)
・価格:266万2000~328万9000円
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
トヨタ新型「MR-2」!? ド迫力な「和製スーパーカー」感が超カッコイイ! 流麗ボディの「次期型ミッドシップスポーツカー」を大胆予想したCGとは
謎の「A/Cボタン」いつ使う? 押すと何が起こる? 暑い時期に重要な機能だった
「クマだァァ!」 車で遭遇したら“どうすれば”イイ? 「バック」はダメ!? 車内も危険に? “熊”を見つけた時の正しい対処法とは
1泊3千円!?「高速道SA」にホテル存在ッ!? 「一般道に降りずに寝るのサイコー!」 注目の"飲み放付き"の施設、連休は混んだ?
ホンダ新型「フィット」実車公開! 約200万円の“超スポーティ”仕様! 専用エアロがカッコイイ「5ドアハッチバック」中国に登場で反響あり
みんなのコメント
正面から見ると、目(ヘッドライト)が離れすぎ。