ステランティスジャパン(打越晋社長、東京都港区)は10日、主力商品のジープブランド「ラングラー」の新型モデルを発表し、同日に発売した。現行モデルを2018年に導入してから6年ぶりの一部改良。フロントデザインを変更したほか、800万円を切るエントリーグレード「アンリミテッド スポーツ」を新たに追加。若年層のさらなる開拓を目指す。
「アンリミテッド スポーツ」に加えて「アンリミテッド サハラ」「アンリミテッド ルビコン」の3グレードを設定した。サハラとルビコンのフロントシートにはラングラーとして初めてパワーシートを採用した。また、サイドカーテンエアバッグもラングラーとして初採用し、全グレードに標準装備した。
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最高出力が200キロワット(約272馬力)、最大トルクが400ニュートンメートルの排気量2リットルの直列4気筒DOHCターボエンジンを搭載する。
車両価格は799万円(消費税込み)から。
ジープブランドは2023年に国内で1万1535台登録するなど、ステランティスジャパンの中で最大の販売台数を誇るブランドだ。そのうち「ラングラー」は3割強を占める。
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