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【20世紀名車ギャラリー】F1技術が傾注された傑作FR、1969年式ロータス・エランの肖像

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【20世紀名車ギャラリー】F1技術が傾注された傑作FR、1969年式ロータス・エランの肖像

往年のライトウェイトスポーツ完成型

 1969年式ロータス・エラン・シリーズ4ドロップヘッドクーペ(DHC)SE。エランは1962年のロンドン・モーターショーでデビューしたFRライトウエイトスポーツ。X字型バックボーンフレームとFRP製ボディを組み合わせていた。エンジンはフォード製ユニットをベースにロータスが開発したDOHCユニットを搭載。エランは時を重ねるごとに積極的に改良を実施。各部を改良したシリーズ4は1968年3月に登場し1973年まで生産。エランは2シーター仕様のほか2+2仕様(1968年登場)も設定されていた。

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☆DOHC仕様のドアはシリーズ3からサッシュ付きに変更。サスペンションはフロント:ダブルウィッシュボーン/リア:ストラットの4輪独立。2シーターモデルの総生産台数は約1万2000台。

☆1.6リッター直4DOHC(115ps/14.9kgm)はウェーバー製キャブレターを2連装。吹き上がりはシャープ、3000rpm以上で本領を発揮。サウンドは豪快。

☆エランのヘッドランプはリトラクタブル式。点灯時はファニーな表情。

☆ホイールはセンターロック方式。取材車は8本スポークアルミとBS製155/70R13タイヤ装着。

☆ボンネットのパワーバルジはキャブレター用スペースになる。

☆燃料キャップはアルミ製ワンタッチタイプ。

☆ミラーはスタイリッシュな砲弾形状。取材車はフェンダー部に装備。

☆エグゾーストパイプはセンター出し。排気音は刺激的な重低音。

☆トップは幌と骨組みが別体構造。開閉作業は5分ほどかかる。

☆本木目パネル張りのインパネはGTカー的なイメージ。足元スペースは深く自然な運転姿勢がとりやすい。操縦性はシャープ、ステアリング操舵力は軽かった。

☆シートはノンリクライニング式バケット形状。クッション性良好。取材車は4点式シートベルト装着。

☆メーターは英国スミス製。速度計はマイル表示、回転計は6600rpm以上がレッドゾーン。

☆パワーウィンドウをはじめ主要スイッチをインパネ部に配置している。取材車は社外CDオーディオ装着。

☆ミッションは4速MT。ショートストローク設定で操作性はいい。

☆ペダルはヒール&トゥに最適。ペダル間隔は狭い。

☆トランクは意外に広い。2名分の荷物が積める。床下にスペアタイヤ収納。

[新車時の車両データ]
サイズ:全長×全幅×全高3683×1422×1156mm、ホイールベース2134mm、車重698kg。エンジン:1558cc直列4気筒DOHC、115ps/6000rpm、14.9kgm/4000rpm。トランスミッション:4MT 。サスペンション:フロント:ダブルウィッシュボーン/リア:ストラット。ブレーキ:前後ディスク。タイヤ&ホイール:155/13+スチール。駆動方式:FR、乗車定員:2名。

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