イメージキャラクターはアラン・ドロン。3代目はすべてを一新したスポーティな存在
カペラの3代目は、正真正銘の「フルチェンジ」だ。エンジン、シャシー、ボディなど、そのすべてが旧型カペラとは違う。駆動方式もまたFRをFFへと変更している。スタイリングの基本フォルムは、クーペ/セダンともにウェッジ基調を採った。一見、平和主義者といったルックスだが、いざ走り出したときのスピード感や底力を、それとなく予感させるムードがある。
【復刻版カタログ】1982年の日本カー・オブ・ザ・イヤー/マツダ・カペラの肖像
エンジンは、新開発4気筒OHCのマグナム・ユニットである。最新エンジンに共通する軽量・コンパクト、効率、レスポンスの良さなどを追求し、性能も燃費も旧型カペラを大きく引き離した。2リッターのMEGI(電子制御インジェクション)付きエンジンは、120ps/5500rpmの最高出力と、17.0kgm/3000rpmの最大トルクを発揮する。このエンジンを積むGT-Xは、メーカーデータによると、0→400mを17秒で走り切り、トップスピードは175km/hをたたき出す。まったく立派なデータだ。旧型カペラよりも1.3秒も速い。
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みんなのコメント
昔はポールニューマンとかアランドロンとかとんでもなくギャラ高そう。