■マツダの新しい「軽自動車」をどう評価した?
マツダは2023年12月25日に、全面刷新した新型「フレアワゴン」と新型「フレアワゴン カスタムスタイル」を発売しました。
およそ6年ぶりのフルモデルチェンジを果たしたフレアワゴンシリーズについて、SNSではどのような評価が寄せられているのでしょうか。
【画像】「えっ…!」 これがマツダの新しい「軽自動車」です(87枚)
新型フレアワゴンは、1785mmもの全高を活かした“室内の広さ”を特徴とするスーパーハイトワゴンタイプの軽自動車。
そして新型フレアワゴン カスタムスタイルは、先述の新型フレアワゴンの穏やかな内外装デザインをスタイリッシュに変更し、全く異なる雰囲気を実現したカスタムモデルです
今回全面刷新して登場した新型フレアワゴンシリーズは、その特徴である広く快適な室内空間のみならず動力性能や安全機能も進化させることで、歴代モデルが維持し続けてきた魅力をより高みへと押し上げました。
見た瞬間に車内の広さが伝わる背高のスタイリングは「大容量のコンテナ」からインスピレーションを受けたもので、さらに新型フレアワゴンには「心地良さとワクワク感」を、新型フレアワゴン カスタムスタイルには「上質感と存在感」を表現すべく個性的な意匠が組み込まれました。
また内装にも両車の個性に合わせて異なる色調や素材を取り入れたほか、室内には新たな装備として後席用の「マルチユースフラップ」を新設定。
これは軽ハイトワゴンの全く新しい使い勝手を提案する新装備で、シート前端に位置や角度を調整することが可能なフラップを取り付けたもの。
後席の乗員が疲れた際にオットマンとして使用できるだけでなく、荷物が落下しないように壁として伸ばすことも可能など、アイデアに次第でマルチに使える新しい発想の装備です。
新型フレアワゴンは一年を通したロングドライブの快適性についても考慮され、運転席と助手席には左右独立式のセンターアームレストを採用。
さらにシートヒーターも両席に設定されているので、冬にエアコンが温まる前であってもドライバーが快適に運転できる工夫が凝らされています。
搭載するパワーユニットは、64馬力を発揮するパワフルなターボエンジンと49馬力の扱いやすい自然吸気エンジンを用意。どちらもマイルドハイブリッドシステムが搭載され、優れた燃費性能とスムーズな加速、くわえて静粛性も実現しています。
また、新型では安全性能の高さも特筆すべき点で、マツダの軽自動車としては初となるミリ波レーダーと単眼カメラを組み合わせた衝突被害軽減ブレーキ「デュアルセンサーブレーキサポートII」を全車に標準装備しました。
さらに全車速追従機能や停止保持機能付きのアダプティブクルーズコントロールも採用。最新モデルらしく充実した安全装備と高い動力性能により、安心して爽快なドライブを楽しめる魅力的なハイトワゴンとなっています。
車両価格(消費税込)は新型フレアワゴンが154万1100円から183万5900円、新型フレアワゴン カスタムスタイルは200万6400円から240万200円。両車とも駆動方式はFFと4WDが選択可能です。
なお、この新型フレアワゴンと新型フレアワゴン カスタムスタイルはスズキ新型「スペーシア」および新型「スペーシアカスタム」のOEM供給モデルのため、スズキ製となります。
※ ※ ※
この新型フレアシリーズについてSNSでは、「デミオよりスペーシアのほうが実用性高そうだね」「今回のフレアワゴンカスタムはカッコいいし売れるでしょ」など魅力的に捉えたコメントがある一方で、「マツダがブランドを高級路線でいきたいなら、軽のOEM販売はしなくても良いと思う」「フロントグリルくらい独自デザインにして欲しかった」「スペーシアとエンブレム違いだけじゃ面白味がないよ」といった、よりマツダらしい個性を発揮して欲しいという声も見られます。
これについては、「CX-5とかマツダ製SUVに乗ってる人が家族用にもう一台買うとき選択肢に入るんでしょう」「マツダディーラーでも軽自動車を買いたい地域とか関係者も居るだろうし悪いことじゃない」「日産だって三菱のパジェロミニを売ってたし、自動車業界の慣習だよ」など、様々な意見が寄せられています。
また「以前はスズキのKeiもOEMでラピュタ名で売られてた」「ジムニーもマツダで売ってたね」など、過去のOEMモデルについての思い出話に花を咲かせる人がいるほか、「かつてのAZ-1とかキャロルみたいにマツダオリジナルの軽を作って欲しいな」「今マツダが軽復活したらどんなの作ってくれるんだろう」「軽自動車を魂動デザインで作ってくれたら面白そう!」といった、マツダならではの魅力的なデザインや強みを盛り込んだ軽自動車を期待する投稿も数多くありました。
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