■商用車の皇帝!「新型プロボックス」登場
トヨタは2024年4月5日、商用車の「プロボックス」を一部改良し、同日より販売を開始したと発表しました。
一体どのような部分が進化しているのでしょうか。
【画像】カッコいい!これが新型「プロボックス」です!(45枚)
プロボックスは、ステーションワゴンタイプのボディ形状を持つ、トヨタの商用ライトバンです。
2002年に初代モデルが発売され、その後2014年に大規模なマイナーチェンジを実施。2018年にはハイブリッド仕様が追加されるなど改良を続けながら、2024年時点で22年間にわたって販売され続けています。
ボディサイズは、全長4245mm×全幅1690mm×全高1525mm(2WD車)。
パワートレインは、最高出力109馬力・最大トルク136Nmを発揮する1.5リッター直列4気筒エンジンと、最高出力95馬力・最大トルク121Nmの1.3リッター直列4気筒エンジン、そして最高出力74馬力・最大トルク111Nmの1.5リッター直列4気筒エンジンと最高出力61馬力・最大トルク169Nmのモーターを組み合わせたハイブリッド仕様の3種類から選択することができます。
この商用車としては珍しいハイブリッド仕様は、WLTCモード燃費22.6km/Lという低燃費を実現しました。
そしてプロボックス最大の特徴は、経済性の高さや荷室の使い勝手の良さなど、商用車に求められる要件を追求した点にあります。
例えば積載性においては、A4コピー用紙箱なら89個も積載可能。荷室の形状も配慮され、1800mm×900mmのコンパネも平積みすることができます。
また利便性の追求は荷室にとどまらず、運転席周辺の装備も工夫され、スマートフォンが固定できるマルチホルダーや、1リットルの紙パックも入るドリンクホルダー機能付きセンタートレイ、さらにA4サイズのノートパソコンや弁当箱などを置くことが可能なインパネテーブルなども備えています。
そのほか、長時間の運転でもドライバーの身体への負担を軽減するため、フロントシートの形状が配慮されている点も注目でしょう。
これらの優れたパワーや、商用向けならではの高い積載量、乗用ステーションワゴンのような扱いやすさをあわせ持つことから、最近はアウトドア用やカスタムカーのベースモデルとして重宝されるなど、ビジネス以外の用途でプロボックスが活用されるシーンも増えています。
今回、一部改良が発表された新型プロボックスでは、バックモニター機能を内蔵した自動防眩ルームミラー(インナーミラー)を標準装備し、車両後方の視認性が向上しました。
これはルームミラーの左側にモニターを内蔵した構造となっており、後退時には、車両後部のカメラで撮影した映像がルームミラーに表示されます。
プロボックスは商用バンゆえ、これまでは大きな荷物を積載した際にルームミラーで後方が確認できないという状況も考えられましたが、この改良によってそのような場面は無くなり、より安心・安全に運転できるモデルへと進化しました。
※ ※ ※
一部改良を受けた新型プロボックスの車両価格(消費税込)は、ガソリン仕様が152万9000円から193万9000円、ハイブリッド仕様が182万8000円から205万2000円です。
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