独メルセデス・ベンツは12月3日、新型「Bクラス」の価格を発表し、欧州で受注を開始した。
新型Bクラスは10月に開催されたパリモーターショーで、3代目となる新型が初公開された。先に登場したAクラス同様にスタイリングはスポーティさを増し、空力性能の目安となるCd値は0.24と、プリウスと同水準の優れた数値を達成している。
「ハイ!メルセデス」の掛け声で起動し、音声で車内のさまざまな機能を操作できるマルチメディアシステム「MBUX」も搭載する。
Aクラス同様に安全装備の充実ぶりは、同クラスの水準を引き上げることになりそう。車間距離を自動で維持して走行する機能をはじめ、車線からはみ出しそうになった時に警告に加えてステアリング制御を行う機能、後方からの衝突の危険性を検知して警告を行う機能など、上級クラスに匹敵する充実した安全装備を持つ。
パワートレインは、1.3リッターガソリンターボの「B180」(136hp)および「B200」(163hp)、2リッターディーゼルターボの「B200d」(150hp)、「B220d」(190hp)の4グレードを設定する。
ドイツ現地での車両価格(19%の付加価値税を含む)は、「B180」の31,874.15ユーロ(約408万円)から。発売は2019年2月が予定されている。
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