ヘレス・サーキットで開催されているMotoGP第4戦スペインGPのMoto3クラス予選は、ダビド・アロンソ(CFMOTO Aspar Team)がポールポジションを獲得した。
スペインGPでの日本人ライダー達だが、鈴木竜生(Liqui Moly Husqvarna Intact GP)と山中琉聖(MT Helmets - MSI)のふたりは予選Q2へ直接進出。古里太陽(Honda Team Asia)が予選Q1からの出走となった。
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なおスペインGP2日目は午前中に雨に見舞われてしまったが、Moto3予選の事には晴れとなり、路面も大部分が乾いてドライコンディションへ変化した。
Q1で古里はなかなかQ2進出となるトップ4のタイムを記録できない状態が続いた。セッション中盤に自己ベストを1分49秒342まで更新したときは、一歩届かない5番手タイムだった。
終盤にもう一度自己ベストを更新し1分48秒651まで縮めた古里だったが、ライバルのタイム更新もあり、結局5番手に。ラストアタックで古里はこれ以上タイムを縮めることができず、最終的に7番手でQ1敗退に終わった。
予選Q2が始まると、序盤にポイントリーダーのダニエル・オルガド(Red Bull GASGAS Tech3)がハイサイドを起こし転倒。体を打ちつけた痛みがあるようで、マーシャルの助けを借りつつコースを後にした。
日本勢はQ2中盤に山中が大きく自己ベストを更新する1分47秒028をマーク。3番手タイムで上位グリッドを争う位置に並んだ。
古里はラストアタックで1分46秒152まで自己ベストを更新。最終的に5番手タイムで予選を終えた。鈴木は1分46秒797で9番手タイムだった。
ポールポジションを獲得したのは、1分44秒954を記録したダビド・アロンソ。2番手がダビド・ムニョス(BOE Motorsports)、3番手はコリン・ベイアー(Liqui Moly Husqvarna Intact GP)というフロントロウの並びとなった。
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