現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > [Pro Shop インストール・レビュー]レクサス RX450h(関克敏さん)by AUDIO.VISUAL.SECURITY FIST 後編

ここから本文です

[Pro Shop インストール・レビュー]レクサス RX450h(関克敏さん)by AUDIO.VISUAL.SECURITY FIST 後編

掲載
[Pro Shop インストール・レビュー]レクサス RX450h(関克敏さん)by AUDIO.VISUAL.SECURITY FIST 後編

純正イメージを崩さない取り付けはラゲッジのみならずコクピットにも反映されている。関さんのレクサス『RX450h』のフロントにはモレルの3ウェイを投入し取り付けはあくまでもスマート。北海道のAUDIO VISUAL SECURITY FISTが上質インストールを実践した。

◆オーナーもお気に入りのAピラーの加工
ツイーター&ミッドレンジを美しく収める
純正然とした取り付けを望んだオーナーの関さん、前編でお伝えした通りラゲッジは大きく加工すること無く、ほとんどのユニットをフロア下に設置することになった。今回紹介するコクピットまわりにも高級感のあるレクサスの室内をスポイルしない、上質なインストールが施されているので注目した。

[Pro Shop インストール・レビュー]レクサス RX450h(関克敏さん)by AUDIO.VISUAL.SECURITY FIST 前編

オーナーのお気に入りとなったポイントのひとつはAピラーだ。取り付けユニットにはモレルのフロント3ウェイスピーカーであるELATE CARBON PRO 63Aをチョイスしているのだが、Aピラーにはミッドレンジとツイーターをインストールする。やや大型のグリルを備えた中高域の2つのスピーカーユニットを収めるために、ピラーは大きく加工されるが見て取れる。

ミッドレンジはダッシュ中央側に向けたスピーカー取り付け角度を採用。一方のツイーターはリスナーに正対させる角度付けを施して高域の情報量のスポイルを少なくしているのがわかる。サウンド面で最適化しつつ、デザイン的にも収まりの良いインストールとしている点が秀逸。コクピットの中で存在感満点のAピラーが完成した。

◆ドアのアウターバッフルはあくまでも純正風
サウンド性能を追求しつつデザインはシンプル
ドアにはELATE CARBON PRO 63Aのミッドバス・ユニットがインストールされているのだが、これが、よく見るとかなり手が込んだ取り付けとなっているので注目してみた。アウターバッフル化してスピーカーの振動板は露出させているのだが、ありがちなアウターバッフル形状とはひと味違う。純正のグリルを用いているのでデザイン的にもプロテクション的にも純正イメージを残しているのだ。

しかし、スピーカーまわりをよく見てみるとシルバーのトリム部分の内側には人工スエードの外周処理を施し、さらにその内側にスピーカーをしっかり角度を付けてインストールするという、かなり手の込んだ上質な取り付けが実施されているのがわかる。高音質を引き出すのに加えて「ドアの純正デザインを崩さない」というオーナーのニーズを見事に反映した取り付けとなった。

レクサスRX450hの純正ドアのデザインを見たことが無いユーザーであれば、これが“純正デザイン”であると信じてしまうほどに完成度は高い。オーナーの思いがインストールデザインにストレートに反映された結果と言うことだろう。

◆ダイレクターの取り付け位置などで
使い勝手の良いコクピットを追求する
コクピットのデザインで大きくイメージが変わっているのはミッドレンジ&ツイーターをインストールしたAピラーだけ。他の部分はあくまでも純正デザインを尊重したシックな仕上がりとしているのもオーナーの望んだところ。しかしサウンド面と使い勝手の良さは妥協しないのもオーナー流。そんな思いが込められた各部を見てみよう。

センタークラスターの下部にはスペースに合わせたパネルをワンオフしてヘリックスのダイレクターをビルトイン取り付け。レザーで処理した周辺パネルなど、純正インテリアとの違和感の無いフィッティングで唐突さを感じさせない取り付けとしているのも見どころ。

またオーディオプレイヤーには音質重視でウォークマンのWM1シリーズをメイン機として採用。こちらはDAPのホルダーを使ってシンプルな取り付けとして、操作性や視認性もしっかり確保しているのもオーナーならではのこだわりだ。

サウンド面ではオールジャンルが楽しめるナチュラルでクセのない方向性を目指し、同時にデザイン面ではレクサスのインテリアを尊重したシンプルでスマートなインストールにこだわった関さん。見事にその両方を実現し、最上のサウンドと狙い通りのデザインが完成して、その満足度も最高潮となっている。

土田康弘|ライター
デジタル音声に関わるエンジニアを経験した後に出版社の編集者に転職。バイク雑誌や4WD雑誌の編集部で勤務。独立後はカーオーディオ、クルマ、腕時計、モノ系、インテリア、アウトドア関連などのライティングを手がけ、カーオーディオ雑誌の編集長も請負。現在もカーオーディオをはじめとしたライティング中心に活動中。

こんな記事も読まれています

RB、上位入賞妨げる“スタート問題”解消へ。原因はタイヤとクラッチ?「安定感のあるレッドブルとは同じエンジン」と角田裕毅
RB、上位入賞妨げる“スタート問題”解消へ。原因はタイヤとクラッチ?「安定感のあるレッドブルとは同じエンジン」と角田裕毅
motorsport.com 日本版
ランボルギーニ初のプラグインハイブリッド スーパーSUV「ウルス SE」を日本初公開!
ランボルギーニ初のプラグインハイブリッド スーパーSUV「ウルス SE」を日本初公開!
Webモーターマガジン
未来の新幹線? いいえ、トラックです…米ケンワースがプロトタイプを発表
未来の新幹線? いいえ、トラックです…米ケンワースがプロトタイプを発表
レスポンス
レッドブル重鎮マルコ、F1モナコGPでの最大の敵はフェラーリと予想。一方ホーナー代表はマクラーレンを警戒?
レッドブル重鎮マルコ、F1モナコGPでの最大の敵はフェラーリと予想。一方ホーナー代表はマクラーレンを警戒?
motorsport.com 日本版
京急バスが東急バスを運行! 会社間の垣根越え初タッグ 横浜本社から遠隔監視
京急バスが東急バスを運行! 会社間の垣根越え初タッグ 横浜本社から遠隔監視
乗りものニュース
ポルシェジャパンが若者の夢に投資する「Porsche.Dream Together」プロジェクト
ポルシェジャパンが若者の夢に投資する「Porsche.Dream Together」プロジェクト
Webモーターマガジン
トヨタ「アルファード」が欲しい! けど“現行”は高すぎ… 「先代アルファード」なら200万円程度で買える!? 狙い目の「お買い得中古車」とは
トヨタ「アルファード」が欲しい! けど“現行”は高すぎ… 「先代アルファード」なら200万円程度で買える!? 狙い目の「お買い得中古車」とは
くるまのニュース
ポルシェ911をレストモッド…シンガーがコーンズ・グループと日本における代理店契約を発表
ポルシェ911をレストモッド…シンガーがコーンズ・グループと日本における代理店契約を発表
レスポンス
マフラー出口の本数やデザインに意味はあるのか? なつかしの「竹ヤリ」から最新トレンドまでを元チューニング雑誌編集者が解説します
マフラー出口の本数やデザインに意味はあるのか? なつかしの「竹ヤリ」から最新トレンドまでを元チューニング雑誌編集者が解説します
Auto Messe Web
“分離・合体”できる次世代モビリティ!? 電動3輪モビリティプラットフォーム「ラプター」が一般公開。年内に市販化?
“分離・合体”できる次世代モビリティ!? 電動3輪モビリティプラットフォーム「ラプター」が一般公開。年内に市販化?
くるくら
データシステム、レクサスLBX用「TV-KIT」シリーズを発売開始
データシステム、レクサスLBX用「TV-KIT」シリーズを発売開始
月刊自家用車WEB
アストンマーティンのアップデートは失敗じゃない! クラック代表「みんな結論を出すのが早すぎる」
アストンマーティンのアップデートは失敗じゃない! クラック代表「みんな結論を出すのが早すぎる」
motorsport.com 日本版
現行ベントレー・コンチネンタルGTの日本限定モデル「コンチネンタルGTアズール ラスト・オブ・ライン コレクション」が登場
現行ベントレー・コンチネンタルGTの日本限定モデル「コンチネンタルGTアズール ラスト・オブ・ライン コレクション」が登場
カー・アンド・ドライバー
次期型はポルシェの兄弟車に!? VW『シロッコ』、電動スポーツカーとして復活か
次期型はポルシェの兄弟車に!? VW『シロッコ』、電動スポーツカーとして復活か
レスポンス
壊れて当然のノリだけど現代のクルマにはない楽しさがある! 沼る可能性しかないハチマルイタフラ車
壊れて当然のノリだけど現代のクルマにはない楽しさがある! 沼る可能性しかないハチマルイタフラ車
WEB CARTOP
WRCラリー・イタリア・サルディニアのエントリーリストが公開。勝田がマニュファクチャラー出走に復帰
WRCラリー・イタリア・サルディニアのエントリーリストが公開。勝田がマニュファクチャラー出走に復帰
AUTOSPORT web
「違反じゃないんだからいいだろ」って非常識! まわりの迷惑を顧みない「自己中運転」5選
「違反じゃないんだからいいだろ」って非常識! まわりの迷惑を顧みない「自己中運転」5選
WEB CARTOP
F1、雨用ホイールカバー導入を断念。テスト実施も水しぶき低減の効果はわずか「我々は振り出しに戻った」
F1、雨用ホイールカバー導入を断念。テスト実施も水しぶき低減の効果はわずか「我々は振り出しに戻った」
motorsport.com 日本版

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

666.0901.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

89.51200.0万円

中古車を検索
RXの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

666.0901.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

89.51200.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村