トヨタ ヤリスクロスハイブリッド 「E-fourが活きてくる。」のユーザーレビュー

オタナス オタナスさん

トヨタ ヤリスクロスハイブリッド

グレード:ハイブリッド X_E-Four(CVT_1.5) 2020年式

乗車形式:レンタカー

評価

3

走行性能
4
乗り心地
5
燃費
3
デザイン
3
積載性
4
価格
2

E-fourが活きてくる。

2024.2.1

総評

ライズ以上カローラクラス以下という立ち位置、デビュー当時はC-HRの弟分でもありましたが、そこまで隙間なくラインナップする必要があるのか・・・?


僕ならヤリスのE-fourの方が魅力的に感じます。
満足している点

ヤリス以上に走破性に優れ、E-fourを活かすシーンが増えました。
ダブルウィッシュボーン式のリアサスペンションによる乗り心地の良さも魅力的です。
不満な点

身内にライバルが多く、全体的に中途半端。
E-fourの4WDならヤリス・アクア、ガソリン4WDならライズも選べるのでコストパフォーマンスを考えると微妙です。
デザイン

3


流行りまくりのコンパクトSUV、見飽きたデザインで、街中でも駐車場でも被る。
あえて「普通」を狙ったデザインと思われ、ジュークみたいな奇抜さがないので老若男女が乗れる、というか乗ってます。
ヤリスという名前だけれどハッチバックの方との共通パーツってどれくらいなのでしょう?見る限りに専用設計っぽくて、お金が掛かってそうです。
グレードによりハロゲンとLEDを分けたヘッドランプ、テールランプは露骨な格差を感じますが、普通の人は気づかないでしょう。実際ハロゲン仕様も多く見かけます。


グレイッシュブルーというボディーカラーも最近多い非メタリック系で、クルマの性格からするとアクティブ感を出すのにいい雰囲気。


内装はダッシュボード上部やドア内張りにソフトな素材が使われており、瞬間的な安っぽさは感じないようになっています。


低グレード用のメーターはタコメーター代わりのパワーゲージと速度計が離れすぎていて見づらいです。
走行性能

4


リアにもモーターを持つE-four。
サスペンションもFFがトーションビームに対して、ダブルウィッシュボーンに進化しており、以前に乗ったヤリス同様に優れた駆動系と言えます。
そして、ヤリス以上に最低地上高を稼ぎ、大きなタイヤを持つことで走破性に磨きがかかっている事がヤリスクロスのメリットでしょう。
今回はスキー場を目指したコースでしたが、道中は殆ど雪が無く、雪上走行は駐車場周辺の一部のみ。


FF車なら空転したり、進路が乱れそうな雪道での停止→発進を試しましたが、とてつもない安定感を持っています。
メーターを見るとしっかり後輪の駆動力を大きく振っていることが分かるのですが、このモーター、フロントが80PSなのに対してたったの5.3PSしかないのですね。ちなみにノートの4WDはリアモーターも68PSとヤリスより10倍以上の出力を持っています。
単純なスペックよりも、瞬発力やトルクで有利なモーター故に、かなり雪道での走行には貢献しているのは感じ取れます。


一方、高速道路で感じたのは、1.5Lエンジンとモーターでも巡行が若干キツい点。
1.5Lのエンジンは91PS、フロントモーターは80PSありますが、100km/hを維持して走っているだけでも割とペダルを踏み込んでいる量が多く、アクセルオフで速度低下が早い印象。


ダンロップのスタッドレスタイヤと、セダンやクーペと比べ空力的に抵抗が大きいからですかね。この手のクルマの速度レンジは一般道が最適でしょう、一応欧州向けのクルマらしいけれど。


アダプティブクルーズコントロールを使用すればそんなことないのでしょうけれど、僕はどうも使う気になれない・・・
乗り心地

5


高速道路の走行になると恐らくギア比の関係かリアモーターのアシストが入ることは無くなるのですが、ダブルウィッシュボーン式のリアサスペンションの乗り心地の良さはE-fourを選ぶメリットになるでしょう。突き上げ感も少なく、リアに重量物がある事で落ち着いた動きがあり、コンパクトSUVにしてはかなり良い走りをしますね。


一方、低グレードに採用されるヘッドレスト一体型のフロントシートはイマイチ。
シートリフターやチルト・テレスコも付いているのでポジション合わせはしやすいのですが、200キロ位走った時点で疲れが出てきました。生地も滑りやすく、サイドサポートまで座面と一枚で仕上げているから相当ショボい。似たような見た目でもガチで作っているプロボックスのシートは疲れにくいので、内部のウレタンの違いですかね。
積載性

4


この点がヤリス比での大きな進化。
リアシートも狭く、荷室も狭いヤリスに比べてどちらも実用性が向上しています。
2人分のスキー道具を載せ、リアシートを片方倒すだけで済みました。おかげで片側のリアシートで着替えが出来ました。
出し入れのしやすさもありますし、これ位の高さがあっても良いと思います。
燃費

3


WLTCモード燃費28.7km/Lに対し、313km走って23km/Lでした。
ヤリスのE-fourが27.5km/Lも走ったことを思うともう一声か。
価格

2


上・中・下の下グレード。
251万円という価格、乗り出しは300万近くになると思うとコスパは微妙。
ヤリスやアクアにもE-fourがあり、ライズのガソリン4WDは199万円から選べます。
故障経験

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