過走行車のエンジンオイルの粘度に付いて

Question

ご教授お願い致します。 走行距離１１万キロ スズキエブリィワゴンターボ（多少ブローバイ過多傾向有り）に使用するエンジンオイルについてです。過走行車は純正（１０ｗ－３０）よりも、粘度を高めた方が良好と言う様な話を聞いたことが有りますが、どの程度の粘度変更が理想なのでしょうか？オイルは安価で性能もボチボチと聞くシェブロンを使用しようと思います。１０ｗ－４０が適正？２０ｗ－５０が適正？居住は関西地区なので、冬場も毎日氷点下と言う状況では無く、実際車もチョリ乗りが多いです。実際入れてみないと分からないものなのでしょうか？

Answer 1

過走行車など、エンジンが摩耗しクリアランスが大きくなったエンジンには40番や 50番等の高粘度のエンジンオイルを使用する事により圧縮比を維持したり、クリアランスの大きさ故のエンジン音を抑制出来ます。 粘度が大きいものは摩擦抵抗が大きくなるのでのでアクセルレスポンスはやや緩慢になるが、緩衝性が大きいのでエンジンの静粛性が向上します。単純に粘度が高いから、エンジンの保護性能が高いかと言う訳には行かず、ベースオイルの基本性能も大きな要素です。○○wは低い数字になるほど低温時の始動性が向上する。寒冷地を走行する場合は5～10w等を使用するとエンジンの始動が安定する。5w：-35℃程度まで、10w：-25℃程度まで、 20w：-10℃程度までと一般的されています。
一度シェブロンの10W-40を使ってみて走りを見てみたらどうですか。同じ車でも使用条件が違いますと好き嫌いが出ますからね。

質問者からのお礼コメント

皆様色々と有難う御座いました。やはり百聞は一見にですね。。。早速試してみます。

Answer 2

11万キロ程度ならまだまだ。オイル管理が余ほど杜撰だったらあれですが、ある程度やっていれば問題ないはずです。10w-40は燃費悪くなりますし、10w-30でいいと思います。給油する際に燃費計算してますか。それで車の調子も分りますし、オイルの良し悪しも分ります。オーバーヒートが心配であれば４０を。そうでなければ３０。20w-50はもうクラシック・カーですよ。エンジン内部の隙間が大きすぎて硬いオイル使わないとシリンダー内ーを密封できなくてそういう硬いオイルを使うわけですから。燃費よくするためには柔いオイルを使いますが、古い車だとそのクリアランスが大きくなってますから、柔すぎるオイルは逆に燃費悪化を招きます。ま、大抵は古い車でも10w-30なら問題ないはずです。しかし5w-30となると、結構この逆効果が現れる場合があります。10w-30と10w-40とを燃費比較してみるとどっちがいいのか分るはずです。

Answer 3

既に回答されている方も仰られていますが，
粘度に関しては，10W-40で十分だと思います。
（20W-50はお乗りのクルマには正直合わないと思います。）
しかし，オイルのグレードは検討された方が良いのではないかと思います。

毎日それなりの距離を走っているクルマと違い，
チョリ乗りや週に2～3日しか乗らないようなクルマの場合は，
油膜が保持されないことが多いです。

ただでさえ，1日の乗り始めの始動時はドライスタートになりやすく，
各部の摩耗が起こりやすい事を考えれば，
油膜保持性の高いオイルを使うなり，
添加剤をはじめとするケミカルを活用して，
クリアランスを少しでも埋めておく対策は必要なのではないでしょうか。

現在お乗りのクルマに今後どの位お乗りになるのか判りませんが，
もう少し労わってあげてもいいような気がします。
それと「チョイ乗り」であれば，バッテリーの方もちょっと心配ですね。
バッテリー単体で十分な電圧をキープできているか，
チェックされてみてもいいように思います。

Answer 4

結論から言えば１０ｗ４０で十分でしょう。
２０ｗ５０なんて旧車が入れる粘度です。
オイルが固すぎてターボ軸受け部にオイルが行き届かず潤滑不良を起こしかねませんよ。
また、過走行車がなぜ固めのオイルを入れなければならないのか考えてみましょう。
エンジンがヘタルから？ピストンクリアランスが広がるから？・・・ではなぜそうなったのでしょう？
新車時とコンディションが違うからです。ということは今までのオイルメンテナンスが適正ではなかったということです。
オイル交換の意味はコンディション維持です。コンディションが保たれていれば１０ｗ３０でもよいのです。