日産 アリア 「EVのパイオニア日産の模範解答」の専門家レビュー ※掲載内容は執筆日時点の情報です。

栗原 祥光
栗原 祥光(著者の記事一覧
自動車ジャーナリスト
評価

5

デザイン
5
走行性能
5
乗り心地
5
積載性
4
燃費
4
価格
3

EVのパイオニア日産の模範解答

2022.6.23

年式
2021年6月〜モデル
総評
長年BEVを作り続けてきた日産だからこその完成度。さらに都市型SUVという現在人気のフォーマットで出してきたことに、日産の本気度を感じる。室内空間も垢抜けており、いいクルマ感がとても高い。
満足している点
圧倒的な静粛性。インテリアも想像以上のモダンで上質であるほか、USB端子も多く使い勝手は良好。街乗り最強といいたくなるほどの圧倒的完成度に驚く。
不満な点
自宅に充電設備がないと購入に踏み切れないところ。
デザイン

5

新世代日産の魅力を凝縮したエクステリア。随所に日本を意識させる遊び心がちりばめられている。もともとのベースがノートとは思えないほど内装はしっかりしており、日本車とは思えないセンスの良さを感じさせる。
走行性能

5

低重心+トルクフルというEVの美質はそのままに、日産リーフと比べて一層のドライビングプレジャーが得られた印象。圧巻はワンペダル動作の完成度。長年取り組んできただけあって、その制御は他車の追従を許さない利便性、快適性、気持ちよさに溢れている。
乗り心地

5

最近の日産車はやや硬質さを残す傾向があり、アリアもその流れに沿っている。街乗りでは「ちょっと硬いかな」と思うが、スピードレンジをあげると快適さがアップする。後席も十二分に広く快適で、2クラス上のクルマと錯覚するほどだ。
積載性

4

ラゲッジスペースは2WDで466L、4WDでも408Lを確保。同サイズのガソリン車と比べると見劣りしてしまいがちだが、それでも十分すぎる容量を有している。ほぼ完全フルフラットになるのも美質だ。
燃費

4

WLTCモードで470㎞が公称値。長距離を走行していないので不明だが、メーター読みでは350㎞まで走れそうだった。一回の充電で条件が良ければ200㎞以上は走れそうだ。
価格

3

539万円から、というプライスだが、助成金や税控除があるので乗り出し価格はそれほど高くはない。オプションの金額もそれほどではないので、ガソリン車の高級SUVと変わらない金額に収めることもできそうだ。
栗原 祥光
栗原 祥光
自動車ジャーナリスト
東京都出身。中央大学理工学部卒業後、電気回路エンジニアへ。30歳を前にオーディオ専門誌とタウン情報誌、同Webサイトの編集者へと転身。現在はフリーのカメラマンとライターとして、年間100台近い自動車・バイク取材のほか、モータースポーツや各種イベントの取材を精力的に行っている。好きなクルマはライトウェイトスポーツと大型SUV。
日産 アリア 新型・現行モデル

査定を依頼する

あなたの愛車、今いくら?

複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?

あなたの愛車いまいくら?
メーカー
モデル
年式
走行距離

※ 掲載しているすべての情報について保証をいたしかねます。新車価格は発売時の価格のため、掲載価格と実際の価格が異なる場合があります。詳細は、メーカーまたは取扱販売店にてお問い合わせください。

ユーザーレビューを投稿する

ユーザーレビューを投稿する

※自動車SNSサイト「みんカラ」に遷移します。
みんカラに登録して投稿すると、carview!にも表示されます。

ログイン

中古車探しをもっと便利に

  • 中古車お気に入り管理
  • おすすめ中古車の表示
10年落ちの車は、売値がつかない? 現在価格をチェック!
carview!の最新情報をチェック!
Facebook
carview!公式Facebook
最新のクルマ情報をお届けするcarview!オフィシャルページ(外部サイト)

carview!公式X(旧Twitter)
carview!の中の人がクルマ情報をポストする公式アカウント(外部サイト)