2023年9月
■2023年9月
メルセデス・ベンツ日本は、「メルセデスAMG Cクラス ステーションワゴン」に一部仕様変更および価格改定を実施して、2023年9月28日に発表した。
■2023年12月
メルセデス・ベンツ日本は「Cクラス ステーションワゴン」のスポーツモデル「メルセデスAMG C63 S Eパフォーマンス ステーションワゴン」を追加設定し、2023年12月20日に発売した。
今回追加されたモデルは、メルセデスのF1テクノロジーによる駆動システムを搭載したハイパフォーマンスモデルで、セダンに続いての設定となる。フロントに2.0リッター4気筒ターボエンジン、リアにバッテリーとモーターを搭載するプラグインハイブリッドシステムもセダンと同様だ。
エクステリアは、80mmワイド化されたフロントフェンダーやエアアウトレットを備えるボンネット、ハイグロスクロームの縦ルーバーを用いたAMG専用フロントグリル、ジェットウィングデザインのAMGフロントエプロン、前傾のフロントエンドなどを採用。AMGモデルらしいアグレッシブな表情を形成している。
また、通常の「Cクラス ステーションワゴン」から全長を80mm、ホイールベースを10mm拡大。フロントフェンダーに専用の「TURBO E PERFORMANCE」サイドエンブレムが入り、20インチAMGアルミホイール(鍛造)やワイドなマットクロームのサイドスカートを装備し、スポーティなプロポーションに仕上げられている。
インテリアも「Sクラス」の要素を取り入れながら、スポーティな仕上げとなっている。グリップが太く上質なナッパレザーを使ったAMGフォーマンスステアリングやAMGドライブコントロールスイッチ、AMG専用本革(ナッパレザー)スポーツシート、AMGロゴ入りイルミネーテッドステップカバー等の専用装備を採用しているほか、ホールド性を高めた新デザインのAMGパフォーマンスシートをオプション設定している。
パワートレーンは最高出力350kW(476PS)、最大トルク545Nmを発生する「M139」2.0リッター4気筒ターボエンジンに、交流同期モーターとAMG自社開発の高性能バッテリー(6.1kWh)組み合わせたプラグインハイブリッドシステムを搭載。システム最高出力500kW(680PS)、最大システムトルク1,020Nmを発生し、AMGのパフォーマンス志向連続トルク可変配分四輪駆動システム「4マチック+」を組み合わせる。0-100km/h加速は3.4秒と公表されている。
そのほかの装備面については通常の「Cクラス ステーションワゴン」に準じており、「レーダーセーフティパッケージ」等の先進安全装備のほか、12.3インチのコックピットディスプレイと11.9インチの縦型ディスプレイからなる「MBUX」、パノラミックスライディングルーフ等を標準装備する。