2021年11月
■2021年11月
BMWは、ミドルクラスSUVの「X3」に電気自動車の「iX3」を2021年11月4日に設定し、同日より販売を開始した。
iX3はX3をベースとしたモデルでキドニーグリルの周辺やリヤスポイラーの一部、スタート/ストップボタン、シフトノブまわりを青色とし、通常のX3とは異なる存在であることを強調させている。ボディサイズは全長4740㎜×全幅1890㎜×全高1670㎜、ホイールベース2865㎜。車両重量は2200kg。ラインアップは「iX3 Mスポーツ」のみの設定だ。
モーターは最高出力210kW/最大トルク400Nmを発生し、後輪を駆動する。搭載されるリチウムイオン電池容量は232Ahで、一充電走行距離は460kmと発表されている。
安全機能・運転支援システムでは高速道路の渋滞時においてドライバーの運転負荷を軽減する「ハンズオフ機能付き渋滞運転支援機能」を搭載。さらにアクティブクルーズコントロール(ストップ&ゴー機能付き)、レーンチェンジウォーニング(車線変更警告システム)およびレーンディパーチャーウォーニング(車線逸脱警告システム)、ステアリング&レーンコントロールアシストなどを含めた「ドライビングアシストプロフェッショナル」を標準装備。車両が直前に前進したルートを最大50mまで記憶、同じルートをバックで戻ることができる「リバース・アシスト機能」も採用されている。
車載通信モジュールにより車両とドライバー、それを取り巻く情報をITネットワークで繋ぐ「BMWコネクテッド・ドライブ」、音声会話だけで車両の操作や情報へのアクセスが可能となる「BMWインテリジェントパーソナルアシスタント」を装備。操作性と利便性を高めたスマートフォン向けアプリ「My BMW」も導入されている。