トヨタ カローラの乗り心地はどうか。ガソリン車とハイブリッド車を比較【購入ガイド】
掲載 更新 carview!
掲載 更新 carview!
トヨタが販売しているカローラは、日本のみならずグローバルに愛されている人気車種です。時代に合わせてバリエーションも増えており、さまざまなニーズに対応しています。購入を検討している方は、カローラの乗り心地が気になるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、カローラの乗り心地についてご紹介します。カローラの現行車種や、ガソリン車とハイブリッド車の違いも見ていきましょう。
カローラはトヨタの代表的なブランドのひとつであり、多くのカーユーザーに愛されてきた歴史ある人気車種です。名前は広く知られていますが、「どのような車なのかよく分からない」という方もいるのではないでしょうか。そこで、まずはカローラの特徴や歴史について解説します。
カローラは50年以上にわたって多くの方から愛されるトヨタのロングヒットブランドであり、現在も世界中で活躍しています。カローラとは「花冠」を意味しており、花のように人目を引く美しいコンパクトカーをイメージして名付けられました。
カローラと聞くとセダンタイプを思い浮かべる方が多いかもしれませんが、現在は需要に合わせてハッチバックやSUVなど、さまざまなボディタイプの派生車種が展開されています。
初代カローラは1966年に販売開始されました。ライバル車であったサニーの排気量を上回ることを前面に押し出したマーケティングと、スポーティなデザインが人気を博し、累計生産台数は100万台を突破する大ヒットを記録しました。
以降、時代のニーズに応えるためにサイズアップや仕様変更を繰り返し、「カローラ ツーリング」「カローラ スポーツ」といった多くの派生車種を生み出しています。2022年現在の最新モデルは12代目となっており、今でも進化を続けています。
カローラは長い歴史の中でさまざまな派生車種を生み出してきましたが、全てのモデルが残っているわけではありません。廃止や統合によってラインナップは変化を続けており、現行のカローラシリーズは6車種が展開されています。
シリーズの基幹となったベーシックなセダンタイプです。最新型である12代目モデルではトヨタの次世代プラットフォーム「TNGA」が取り入れられ、低重心でスポーティなデザインとなりました。
パワートレインはガソリンエンジンとハイブリッドを採用しており、優れた走行性能と環境性能を両立させています。予防安全パッケージの「Toyota Safety Sense」が全車標準装備となり、安全性能も充実しました。
カローラ ツーリングは5ドアのステーションワゴンです。基本的な構造はセダンと共通しており、パワートレインはガソリンエンジンとハイブリッドをラインナップしています。
新型のカローラツーリングでは、国内トヨタ初の「ディスプレイオーディオ」を「W×B」と「G」グレードに標準装備し、スマートフォンと車載システムの連携が可能です。現在のニーズに合わせたアプローチを行っています。
走行性能を追求したい方におすすめなのが「カローラ スポーツ」です。ボディはハッチバックタイプで、トヨタ オーリスの後継モデルとして登場しました。開発段階では計100万kmの走行試験を行っており、さまざまな環境下でパフォーマンスを発揮できるよう設計されています。
別途契約の「コネクティッドサービス」を利用すれば、オペレーターサービスやマイカーサーチといった遠隔サポートも受けられます。
カローラをSUV化したのが「カローラ クロス」です。日本に先駆けてタイで販売開始され、日本では2021年9月に販売開始しました。カローラらしい都会的な雰囲気に加え、SUVの躍動感が合わさったダイナミックなデザインが特徴的です。
大容量のラゲッジルームやリクライニングシートなど、カローラ クロスならではの快適な室内空間も魅力といえます。
10代目のカローラ セダンは、「アクシオ」という車名が付けられて親しまれています。スポーツチックなデザインが特徴的で、フルモデルチェンジと幾度かのマイナーチェンジを経てブラッシュアップが図られています。5ナンバーで室内高が確保されているため、窮屈さを感じることなくドライブが楽しめるでしょう。
カローラ フィールダーはカローラ ワゴンが10代目にモデルチェンジした際に車名を改めたことで生まれたモデルです。カローラ セダンとアクシオの関係に相当し、名前の通りアウトドアやドライブを楽しむためのデザインが特徴的です。
基本構造はアクシオと共通しており、ガソリン車とハイブリッドから選択できます。走行性能やロングドライブに適したモデルです。
カローラはモデルチェンジを繰り返すことで性能を向上させてきました。2022年3月現在は12代目モデルが販売されています。最新のカローラとカローラ ツーリングの乗り心地を4つの項目に分けてチェックしていきます。
カローラとカローラ ツーリングともに、オンロード環境では高い高速直進性を発揮します。剛性の高いボディやサスペンション、タイヤサイズのアップデートによって走行性能が向上しており、高速域でも安定した走行が可能です。
旧モデルで不安に感じる方が多かったコーナリング性能も改善されており、ロールとピッチの挙動を制御することで適切な速度でロールできるように調整されました。
サイズアップによって16インチのタイヤを装備できるようになったことで、凹凸のある路面でも快適に走行可能です。サスペンションも調整が施され、穏やかなボディモーションを実現しています。
旧モデルでは高速域に入ると車が不安定になると言われていましたが、最新モデルではこのような不安を感じさせません。ただ、タイヤサイズが17インチの場合は、路面からの衝撃をいなしきれずに体を揺さぶられやすいと感じる方もいるようです。
走行性能や快適性は向上しているカローラですが、静穏性に関してはまだまだ気になるという方もいるようです。ハイブリッド車ではダブルウィッシュボーンサスペンションを採用し、路面の凹凸に対しての追従性をアップさせてはいますが、走行時のロードノイズを抑えられていないという声も聞こえます。
「W×B」グレードでは17インチのタイヤを標準装備するため、ロードノイズはより気になるかもしれません。
カローラには2013年からハイブリッドモデルを導入しており、最新型の12代目シリーズも2WDのハイブリッドを搭載しているモデルが販売されています。ハイブリッドモデルはガソリン車とはどのように異なるのか、違いを確認しましょう。
ハイブリッド全般の特徴として、ガソリン車よりも静かであることが挙げられます。モーターのサポートによって低速走行時はエンジンがストップして走行できるため、住宅街などを通る際も騒音を気にすることなく運転できます。
エンジンの駆動がない分車中の静穏性も高いため、話し声や音楽が遮られることもありません。ガソリンモデルよりも快適なドライブが楽しめるでしょう。
ハイブリットモデルのガソリンエンジン最高出力は72kWでガソリンモデルは88kWと、エンジン単体ではガソリンモデルが勝ります。しかしハイブリッドモデルはモーターの併用によって優れた加速力を発揮するのが特徴です。実際の加速力はハイブリッドモデルが上回ります。
カローラのエンジン排気量は大きくありませんが、ハイブリッドモデルはモーターのアシストがあるため加速に不満を感じる方は少ないでしょう。アクセルを踏んだ際のレスポンスも良好です。
ハイブリッドモデルの最大のメリットといえば、燃費性能の高さです。ガソリンエンジンモデルの燃費がWLTCモード17.8km/L~19.0km/Lであるのに対し、ハイブリッドモデルはWLTCモード24.9km/L~29.5km/Lと大きく差を付けています。
市街地モードではWLTCモード23.3km/L~28.1km/L、郊外モードWLTCモード26.5km/L~33.1km/L、高速道路モードWLTCモード24.7km/L~28.2km/Lと、場所を選ばず良好な燃費性能は大きな魅力です。
ログインしてコメントを書く
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
角田裕毅、今季5度目のQ3進出で7番手! 熾烈ポール争いはフェルスタッペン制す|F1エミリア・ロマーニャGP予選速報
トヨタ[新型FRスポーツ]爆誕!! 車重1トンちょいの超絶楽しいクルマ[S-FR]は2026年に登場か!?
「ルート66」で一番有名なネオンが30年ぶりに点灯!「ロイズ」を再興したのはひとりの日系人でした【ルート66旅_52】
“これまでとは違うオートポリス”の戦い方。過去の経験が邪魔になる?/SF第2戦プレビュー
アーロンが最速。FIA F2フリー走行はベアマンのクラッシュで赤旗終了に/第4戦イモラ
レクサスの中国製コピー? 上級ワンボックスEVが英国上陸 マクサス・ミファ9へ試乗 価格なりの高水準
シボレー「アバランチ」をおりて日産「タイタン」に返り咲いた理由は?『スプラトゥーン』のデザインを取り入れたボディが遊び心満点です
コラピントがファイナルラップのオーバーテイクで初優勝掴む。宮田莉朋14位|F2イモラスプリント
道譲らないとダメ? たまに遭遇する「民間の緊急車両」どう対応すればいいのか
アンダー350万円! 新型「既視感ありまくりSUV」公開! 5速MT&4.3m級のコンパクトボディ採用! 3列7人乗りの「グルカ“5ドア”」印に登場
【F1チームの戦い方:小松礼雄コラム第5回】好発進から一転。“少し感情的になった”ケビンと今後のアプローチを話し合い
「話が来たのは先週の日曜」急きょ参戦のバーニコートがIMPULに合流。気になる第3戦以降のドライバーは?
三菱の軽EV「eKクロス EV」一部改良。グリーンやライラックのお洒落系カラーも登場。価格上昇は控えめ
「ランドクルーザー250」のおすすめグレードとは? 長く乗りたい人は“ナビ選び”に注意!?
コンパクトSUV「キックス」が仕様向上 日産創立90周年記念モデルは装備が充実!
【禁断のアウトドアミニバン比較】新型フリードクロスターとデリカD:5を比べたら、意外と悩ましい結果に…
アウトドアでも人気の日産「キャラバン」が改良 アースカラーな2つの新色も追加!
日産「エクストレイル」仕様向上! 日産90周年記念車も同時に登場、アクセントは「カッパー」
アメリカでハイブリッド勢が大躍進。EV神話のメッキがはがれて…この後どうなる?
新型「ゴルフGTI」欧州発売。大幅改良で魅力アップも…円安で驚愕の700万円超えもあり得る?
超人気モデルの納期「ウン年待ち」は今どうなってる? ランクル、アルヴェル、ジムニー最新事情