三菱eKワゴン&eKカスタムの改良新型がデビュー。最大2.8km/Lの燃費改善
掲載 更新 carview! 写真:三菱自動車
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三菱自動車は「eKワゴン」と「eKカスタム」に改良を施し、10月22日から販売をスタートする。
今回からeKワゴンにもターボエンジンを搭載したほか、予防安全機能付きグレードの「G」および「T(ターボ仕様)」では、従来の「e-Assist(衝突被害軽減ブレーキや誤発進抑制機能)」に加え、オートマチックハイビームやオートライトコントロール、マルチアラウンドモニターなどを標準装備し、グレード名も「Safety Package」へと改称した。
外装はフロントフェイスのデザイン変更がメイン。eKワゴンはアッパーグリルの上下幅を拡大しつつ左右下部にガーニッシュを追加し、スポーティかつ安定感のあるイメージとした。
一方のeKカスタムでは、アウトランダーPHEVなどと同じく三菱のデザインコンセプト「ダイナミックシールド」を採用し、LEDイルミネーションやそれを縁取るクロームメッキなどによってアグレッシブな印象を強めている。
また、両モデルともにLEDリヤコンビランプを標準としたほか、8本スポークを採用した新デザインの14インチアルミホイールを設定した。
内装では、eKワゴンはシート素材をスエード調のトリコット生地に変更し、カラーもブラウンとアイボリーの2トーンへと変更。eKカスタムはステアリングホイールの一部をピアノブラックとし、ウィンドウスイッチにメッキ調のラインモール加飾を追加するなど、質感向上に努めた。センターパネル下に小物を置ける「センターオープントレー」も新設定されている。
燃費向上もトピックだ。まずNAエンジン搭載車は、電子制御サーモスタットの採用やCVT制御の見直しにより、2WD車で30.4km/L(従来比+0.4km/L)、4WD車ではオートストップ&ゴー機能などの新採用も相まって26.6km/L(+0.6km/L)へと向上している。
ターボエンジン搭載車にもオートストップ&ゴー機能などを新採用し、2WD車では26.2kmL(+2.8km/L)、4WD車では25.0km/L(+2.4km/L)となった。※燃費はいずれもJC08モード
またショックアブソーバーの減衰力やEPS制御の最適化によって、乗り心地や取り回し性も向上させたという。先に記したように安全装備も強化された(「G Safety Package」ならびに「T Safety Package」)。
eKワゴン E(2WD)=108万円(※エントリーグレード)
eKワゴン G Safety Package(2WD)=142万5,600円
eKワゴン G Safety Package(4WD)=153万2,520円
eKワゴン T Safety Package(2WD)=147万9,600円(※ターボ仕様)
eKワゴン T Safety Package(4WD)=158万6,520円(※ターボ仕様)
eKカスタム M(2WD)=134万5,680円(※エントリーグレード)
eKカスタム G Safety Package(2WD)=152万3,880円
eKカスタム G Safety Package(4WD)=163万0,800円
eKカスタム T Safety Package(2WD)=160万0,560円(※ターボ仕様)
eKカスタム T Safety Package(4WD)=170万7,480円(※ターボ仕様)
※写真はeKワゴン(左)、eKカスタム(右)
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