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アルファ ジュリエッタ イタリア試乗・詳細報告

ベンチマークはゴルフだが…

その渾身のプラットフォームや最新仕様のパワーユニットを包み込むボディにも、気合いのほどが伺える。ジュリエッタのスタイリングは、かつてピニンファリーナに在籍していた現フィアットグループのデザインディレクター、ロレンツォ・ラマチョッティが統括するアルファスタイリングセンターの作品で、その造形は前作のミトより明らかにシャープで新しい印象を与える。なかでも特にサイドウインドーのグラフィックが特徴的なプロフィールに、アルファロメオらしいスポーティネスを鮮明に感じさせる。

ボディサイズはCセグメントとしてはやや大きめで、全長4351×全幅1798×全高1465mm 、ホイールベース2634mm、トレッド1554/1554mmという数字は、全高が2mm低いのを除けば、すべてVWゴルフVIより少しずつだが確実に大きい。特に全長が140mmほど長いのは、ゴルフより明らかに流麗な雰囲気を持つスタイリングからもうかがい知れる。車重はベーシックな1.4リッター120HP仕様で1355kgと、同じく1.4リッターターボで122psのパワーを持つゴルフTSIコンフォートラインより、65kgほど重い。ちなみにリアシートはレッグルーム、ヘッドルームともに充分な空間があり、テールゲート下には5人乗り状態で350リッターの容量を持つ、使えるラゲッジスペースが確保されている。

というふうに、このクラスのクルマは必ずベンチマークたるゴルフと比べられる運命にあり、もちろんアルファもジュリエッタの開発に際してゴルフを基準車として参考にしたに違いないが、それと同時に、彼らは断じてゴルフのようなクルマをつくろうとはしなかったに違いない、とも思う。つまりジュリエッタは、ゴルフとライバル関係にあることを強烈に意識しながらも、あるいはライバルであるだけに、ゴルフとは違う魅力を持ったクルマに仕上げられている。そのことはスタイリングを見ても容易に想像できるが、実際にドライビングしてみたら、それがより鮮明に伝わってきたのだった。

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