秋に登場するメルセデスAクラスのPHEV試作車に乗った。航続距離は60km、名称はA250eか?
掲載 更新 carview! 文:木村 好宏/写真:Kimura Office
掲載 更新 carview! 文:木村 好宏/写真:Kimura Office
ところでAクラス PHEVにもBEV(電気自動車)の「EQC400」のようにドライブロジックが搭載されている。Dオートはデフォルトで理想的な回生をしながらドライブできる。パドルで回生機能を強くすることも可能で、減速力は最大で0.2Gとなる(※ノート eパワーと同等)。ちなみにアウディの「e-tron 55クワトロ」は最大で0.3Gに達し、運動エネルギーのおよそ90%を回収している。
この場合に問題なのはブレーキフィールだが、プロトタイプはまだ改善の余地はあるものの、一応合格ラインと言っても良いだろう。同行のエンジニアも年末の市販時までにもう少しフィーリングを自然に近づけたいと言っていた。
目的地で改めてAクラス PHEVの細部をチェックする。ガソリンタンク容量は45リッターから約35リッターへ減少し、そのスペースにはバッテリーが居座っている。
また、当然のことながらベースになったAクラスに装備されているユーザーインターフェースのMBUXを享受できる。A250eの場合は充電ポイントの表示や空き状況も教えてくれる。
カムフラージュはしているものの、このA250eはほぼ市販レベルと言って間違いないだろう。問題はどれほど燃費を稼げるのか、価格はどれくらいになるかだ。ドイツでは9月のフランクフルトショーまでに価格が発表され、その後、ディーラーのショールームに並ぶはずだ。
日本へは来年上陸の予定だが正確な日程はまだ発表されていない。
※取材記者が独自に入手した非公式の情報に基づいている場合があります。
ログインしてコメントを書く
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
まるで[フランス車]の如き乗り心地じゃない!? 中国[小鵬X9]はアルファード/ヴェルファイア以上のドライバーズミニバンなのか?
「思う存分泣いてくれ」と言いたかったのに……山本尚貴が掛けた牧野任祐への言葉とスーパーフォーミュラ初優勝という大きな転換点
「丸」と「四角」で冷え方に差が出る? エアコンの吹き出し口の形って性能的にはどっちがいいの?
STANLEY牧野任祐、SF初優勝で迎えるGT鈴鹿戦と改めて振り返る苦労「肩の荷がちょっと降りた」
選手権首位のヌービルが最速。WRCイタリアのシェイクダウンはヒョンデ1-2にオジエが続く
序盤戦ラスト、スーパーGT第3戦鈴鹿のGT500ウイナー&PPを編集担当スタッフがガチ予想
横っ腹にロゴが入ってるとちょい嬉しかった……なぜ[ツイン]は大人気だったのか?
映画『バグダッド・カフェ』の「聖地」は現在復旧中! ルート66ファンならぜひとも観るべき名作です【ルート66旅_54】
王者ノルベルト・キスが圧巻のパーフェクト発進。両日ポールから4戦4勝の完全制覇/ETRC開幕戦
スーパーGTスポーティングレギュレーションに小変更。GT300のサクセスウエイト上限値が50kgに
四輪駆動の極上クーペ誕生! 最新 BMW M4 CSへ試乗 直6はCSLと同じ550ps 充足感が半端ない
「ホンダ/無限」が「OAM2024」人気ブースコンテスト特別賞受賞!「Honda DNA」がしっかり来場者に伝わっていました
【そもそも買えるの?】ランクル300と250、レクサスLXとGX。“最強に買い”なモデルとは
【228万円】一番安いのに装備が充実…? 「マツダ3 ファストバック 15S」はアリかナシか
売れてる軽EV「サクラ」がライラック×黒の乙女系2トーン追加や仕様向上。価格は約4~5万円上昇
こっちが本命? ノートクロスオーバーがデザイン一新。タフ感強調で本家よりアリかも…?
【電動ツインブースト!】新型「911」の目玉はハイブリ搭載「GTS」。加速が大幅進化の理由
ヒロミ絶賛の乗り心地、電動トノカバー高すぎ!? 発売から3ヶ月経ったトライトンのユーザー評価は?
BMW最小SUV「X1」に新グレード追加! 1.5Lの“sDrive18i”は最安の540万円
活気を取り戻すイタリア車。名門「ランチア」の“懐かし系”ニューモデルたちは日本に入ってくるか?
【さよならフィアット500】ついにエンジン車が終了宣言。まだ買える500のグレードまとめ