新型5シリーズの量産モデルを初取材。軽量化やハイテク装備にも注目
掲載 更新 carview! 文:木村 好宏/写真:Kimura Office
掲載 更新 carview! 文:木村 好宏/写真:Kimura Office
新型5シリーズにはオプションでインテグラル・アクティブ・ステアリングが用意されている。一層改良された可変ステアリング・システムは後輪操舵システムと組み合わされ、敏捷性と安定性という相反する操縦性能を手に入れることを可能にしている。さらにオプションのアダプティブ・ドライブ・システムでは電動スイベルモーターで駆動する可変ロールバーが新採用され(以前は油圧アクチュエーター式)、類い稀なダイナミック性能とコンフォートの両立を見せてくれる。これらはすべてプロトタイプ試乗で確認済みである。
すでに常識となっている先進運転支援システムに関しても新型5シリーズは豊富な装備が用意されている。標準で装備されるダイナミック・クルーズ・コントロール(DCC)は30km/h~250km/hをカバーし、さらにオプションのアクティブ・クルーズ・コントロール(ACC)ではスピード・リミット・アシスト(法定速度読み取りシステム)と連動して最高210km/hまでの速度で半自動追従走行を行う事ができる。
また、コネクテッド・ドライブでコネクティビティの先鞭を付けたBMWは5シリーズでも様々なパーソナライズ化機能を追加している。中でもリモート3Dビューは離れた場所に駐車している愛車の3D(バーズアイ)画像を自身のスマートフォンで観察することができる。
この5シリーズの登場で、BMWは果たして現在好調の「メルセデス・ベンツ Eクラス」にどれほど迫る事ができるかが大いに注目される。欧州での市場導入は2017年2月からで、530i/530i xDrive(2.0L直噴ガソリンターボ・252ps/350Nm・0-100km/h加速=6.2秒・5.9-5.5L/100km ※FR車)、540i/540i xDrive(3.0L直噴ガソリンターボ・340ps/450Nm・0-100km/h加速=5.1秒・6.9-6.5L/100km ※FR車)、520d/520d xDrive(2.0L直噴ディーゼルターボ・190ps/400Nm・0-100km/h加速=7.5秒・4.5-4.1L/100km ※FR車)、530d/530d xDrive(3.0L直噴ディーゼルターボ・265ps/620Nm・0-100km/h加速=5.7秒・4.9-4.5L/100km ※FR車)の4モデルから発売され、価格はベースモデルの520dが4万5200ユーロ(約520万円)からと発表されている。
もちろん、5シリーズにはこれまで通り、V8を搭載した550i や超省エネモデル518iの他に、ツーリング(ワゴン)、GT(4ドア・ハッチバック)、そしてM5が用意されており、来年3月のジュネーブショーでのツーリングを皮切りに順次バリエーションの市場投入が始まるだろう。
ログインしてコメントを書く
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
ポルシェ東京ベイ辰巳でオーナー限定「愛車撮影会」を初開催
ゲン担ぎ? 競馬好き? なぜクルマに「馬のひづめ」ついてた もはや昭和カスタム文化どんな意味が
ホンダ最新「シビックLX」がスゴイ! 最上級より「95万円以上オトク」なシンプル仕様とは? “VTECターボ”&安全装備も充実の「最安モデル」に注目!
「純血アルピナの集大成」はまさに理想のグランツーリスモ! 529馬力の直6ツインターボを搭載する「B3 GT」の走り味とは
水に浮かぶSUVに踊るスーパースポーツカー! 中国車の尖った技術を見て「日本車は抜かれた」の論調は果たして正解なのか?
オレンジエディション登場で存在感UP! トヨタが英国市場で2025年型「CH-R」を公開
【ポイントランキング】2025年WEC第3戦スパ・フランコルシャン終了時点
スプリント今季4度目入賞のミル「良いペースでポテンシャルを発揮できた」/第6戦フランスGP
【中国】日産「新型“カクカク”モデル」初公開! 史上初の“400馬力越え”「パワトレ」採用の「フロンティア プロ」! 旧車デザイン&赤い「NISSAN」エンブレム採用の「新モデル」登場
コーヒーを飲みながらカワサキを満喫、「コーヒーブレイクミーティング」岩手で6月8日に開催
ドライブで聴かれているのは?Spotifyの「車内で再生されたアーティスト」ランキング、3位サザン、2位back number、1位は?
連続ポールのクアルタラロ、スプリントで表彰台逃すも「4位を残念がるのはいい事」/第6戦フランスGP
車内が汚れたクルマなんてイヤ! 場合によっては事故を招くことも…意外と大事な「ルームクリーニング」のススメ
【衝撃】BMW「5シリーズ」が史上最大級の“顔面整形”を敢行。ノイエ・クラッセ顔の最新予想がコレ
大胆な“未来派”ボディをチラ見せした新型「エルグランド」への期待や評価は? ネットの声をまとめた
「アルファード」が何台も買える値段…。独マンソリーが魔改造した究極系「Vクラス」が異次元の豪華さだった
【朗報】新型「718ケイマン/ボクスター」はエンジン車もラインアップ。ただし、しばらくは現行型を安く併売か
【予算200万円のクルマ選び】人気の軽クロスオーバー。あえて超売れっ子以外の3車種をピックアップしてみた
新型「カローラ」は“ハンマーヘッド顔”が有力。ボディ拡大&新技術満載も231万円~と良品廉価は死守へ
【新車価格230万円】アリ? ナシ? 「マツダ3 15C iセレクション」の装備を詳しく調べてみた
【初撮影】 BMWの旗艦SUV「X7」が2代目へと進化。BEV仕様「iX7」も追加し価格は2000万円オーバーに
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!