エクストレイル ハイブリッドでエコラン大会。ハイレベルな争いの結果は?
掲載 更新 carview! 文:塩見 智/写真:篠原 晃一
掲載 更新 carview! 文:塩見 智/写真:篠原 晃一
迎えた当日、carview!チームが集合すると、何かがおかしいのです。他のチーム(媒体)の乗員が、相当気合いが入ったところで1人もしくは2人、多くても3人なのに対して、我がcarview!チームは私を含め4人もいるじゃないですか! 事情があってのこととはいえ、「エコランをなんだと思ってんだ!」と怒鳴りつけようと思ったのですが、契約ドライバーとは名ばかりで、実際にはいち出入り業者に過ぎない身であることを思い出し、ここはグッと我慢して4人乗車でスタートしました。
ハンデがあるとはいえ、冒頭に書いたように後続車にストレスを与えるような緩い加速は信条と異なるため、常識の範囲内での優しい加速を心がけます。ほかのストロングハイブリッド車同様、エクストレイル ハイブリッドも駆動用バッテリーが十分に貯まっている場合、ゼロ発進はモーターのみによるEV走行です。発進後、できるだけ長くEV走行を続けようと心がけました。実はここに落とし穴があるのですが、チャレンジ中には気づかず。
高速道路に入ると、左、あるいは中央の車線で、一定の速度を保つよう努力しました。気温が高い雨の日に4人も乗っていると、車内が曇ってしかたなく、オートエアコンはガンガンにコンプレッサーを作動させます。ワイパーも電気を食いますが、しかたありません。それでも、高速道路を優しく走らせ続けることで、12km/L、14km/L、16km/Lとじわじわ燃費が向上していきました。このペースだとJC08モード(20.0km/L)達成も夢じゃないんじゃないか……。そんな浮ついた気持ちになったことを告白します。
実際には、いかにハイブリッド車とはいえ、登り区間で燃費が向上し続けるはずはなく、高速を降りてアップダウンを繰り返し、車載燃費計を見ては一喜一憂しながら、ゴールへ近づいていきました。
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