ホンダ雪上試乗会、一番楽しいモデルは?
掲載 更新 carview! 文:佐藤 久実/写真:本田技研工業株式会社
掲載 更新 carview! 文:佐藤 久実/写真:本田技研工業株式会社
北海道・鷹栖にあるホンダのテストコースで雪上試乗会が開催された。軽からミニバンまで、どころか、国内モデルのみならず、アキュラブランドあり、さらに汎用(除雪機)からATVまで、日頃乗る機会のないホンダ製品も含め、10台以上のモデルに一気乗りした。
最初に試乗したのは「シビック タイプRユーロ」。やっぱりまずはスポーツモデルに目がいってしまう。2006年のジュネーブショーでコンセプトモデルがセンセーショナルに登場し、日本への導入も期待されていたが、昨秋ようやく実現したモデルだ。
試乗コースの幅が狭かったため、そんなにダイナミックな走りはできなかったけれど、雪上でもドライビングプレジャーの片鱗は十分に感じられた。そして、走行していて気づいたのは横滑り防止装置「VSA」が装備されていること。ちなみに国内モデルのシビック タイプRにはまだ装備されていない。モデル末期のNSXやS2000には装備されたが、スポーツモデルは走る楽しさを優先してか、VSAの装着が遅かったのだ。
走行ライン、あるいは外気温などにより刻々と路面コンディションが変わる雪道では、予期せずクルマが滑る可能性大、なので、VSAの装備は特にありがたい。クルマが急激に滑ったときには一気に自動ブレーキを介入して姿勢を保とうとするが、比較的穏やかに滑ったときは介入もジワジワ。おそらく、ほとんどのドライバーはVSAに助けられたとは思わないだろう。そんな縁の下の力持ちだけど、とっても重要な安全装備なのだ。
そして、今回試乗したモデルはハイブリッドのインサイトからミニバンのストリームやステップワゴンまで、すべてにVSAが装備されていた。法規で義務化されるという話もあるが、日本ではまだ実現していない。ホンダでもオプション装備となっているモデルが多いが、転ばぬ先の杖(=VSA)は装備することをオススメする。
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