トヨタ「カローラ スポーツ」 ガソリンターボ、ハイブリッドそれぞれに良さがある
掲載 更新 carview! 文:伊達軍曹/写真:トヨタ自動車 69
掲載 更新 carview! 文:伊達軍曹/写真:トヨタ自動車 69
トヨタ「カローラ スポーツ」は2018年6月に登場したトヨタの5ドアハッチバックで、簡単に言うなら「2019年9月にデビューした最新型カローラセダンのハッチバック版」です。
最新型のカローラセダンはTNGA(トヨタ ニュー グローバル アーキテクチャ)というトヨタの新しい技術と考え方を取り入れることで、まったく新しい車に生まれ変わったのですが、その5ドアハッチバック版は、ひと足早い2018年にデビューしました。
カローラ スポーツのボディサイズは全長4375mm×全幅1790mm×全高1460mmということで、前身のモデルより大柄になりました。しかし、まだまだ日本の道でも普通に取り回せるサイズ感であるとは言えるでしょう。またワイドで低重心なカローラ スポーツのフォルムは、単純に「けっこうカッコいい!」とも言えそうです。
動力源は1.2Lの直4ガソリンターボと、1.8Lの直4エンジンをベースとするハイブリッドシステムの2種類。
1.2Lターボの駆動方式はFFと4WDが用意されており、FFのJC08モード燃費は19.6km/L。ハイブリッドはFFのみで、JC08モード燃費は34.2km/Lを達成しています。トランスミッションはハイブリッドが「電気式無段変速機」で、1.2Lガソリンターボ車はCVTのほかに「インテリジェントマニュアルトランスミッション(iMT)」という6MTを選ぶことができます。
カローラ スポーツを買おうとする場合、まずは「ハイブリッドにするか、それとも1.2Lガソリンターボにするか?」という分岐点にぶつかるわけですが、結論としては双方とも優秀な実用車に仕上がっているため、どちらを選んでもよろしいかと思います。
ただ、いわゆる「活発な走り」をこの車に求めたい人は、1.2Lながら2L並みのパワー感が感じられるガソリンターボのほうがしっくりくるでしょう。そして「車両価格が多少割高でもOKなので、とにかく燃費重視でまったり走りたい」という人には、JC08モードで34.2km/Lという第一級の燃費性能を誇るハイブリッドが向いていそうです。
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