A3スポーツバック試乗。まさに横綱相撲
掲載 更新 carview! 文:佐野 弘宗/写真:中野 英幸
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アウディA3スポーツバック(以下A3)はいうまでもなく、ゴルフの兄弟車である。この秋に発売された最新型の基本骨格は、ゴルフ7と同じく、各部にアルミや軽量構造を積極採用した最新世代のモジュラー構造体"MQB"を使う。ボディ形式はいわゆるCセグメント・ハッチバックの典型であり、本国には"スポーツバック"というサブネームがつかない3ドアも存在する。ホイールベースも同世代ゴルフと共通で、パワートレインも両車でオーバーラップしたものが多い……といった新型A3にまつわる基本情報の多くも、歴代A3とまったく変わりない。
先代のA3とゴルフでは全高にけっこう差があって、実物のプロポーションにはそれぞれの確固たる個性が即座に感じられたが、新型のA3とゴルフの全高はぼ同等。A3のデザイン的な特徴といえば、伝統の6ライトウインドウと前後エンドのデザインくらいのもので、新型ではパッと見たときの兄弟感が正直いって強まっている。
ちなみに、エンジンによってリアサスを使い分けるのもアウディとVWで変わりなく、A3でも1.2ターボ以下はリアにトーションビームを使う。ただし、日本仕様のA3は現時点で1.4ターボが最小エンジンなので、結果的に日本のA3は全車がリア・マルチリンクとなる。
たとえば同じ1.4ターボ同士で比較すると、A3のほうがゴルフより数十万円高い。では、その数十万円は"Audi"というただのブランド代(=バッジ代)か……というと、そんなことはない。パッケージから居住性、基本骨格、あるいは絶対的な静粛性などはゴルフとA3に決定的な差はないのだが(これはA3がどうこうより、ゴルフが良すぎる)、A3の実物を目の前にすると、確実に高価なオーラを漂わせている。
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