アウディTTRS、ドライビングマシンの実力は?
掲載 更新 carview! 文:五味 康隆 /写真:菊池 貴之
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こんな感覚は本当に久しぶりだ。その日を待つ僕の胸には、まるで秘密の悪巧みをするような、どこか背徳的ともいえる興奮が渦巻いていた。日本で初めて見る『TT RS』は、思わず見惚れるスタイルと、大人を無条件に昂ぶらせる強烈なオーラを放っている。もちろんそこに秘められている実力は、決して子供騙しなどではない。
昨夏ドイツで先乗りしたときにも感じたが、TT RSに乗ると、アウディが求める乗り味、言い換えればアウディらしさが明確に感じられる。アウディの最強・最速の象徴ともなるRSがネーミングに与えられていることからも想像できるように、このクルマはTTシリーズのハイエンドモデル。08年9月にTTシリーズのハイパフォーマンスモデルとして、2リッター直列4気筒の直噴ターボエンジンを搭載した「TTS」が導入されているが、そのさらに上を行くクルマだということ。
また伝説のマシン「アウディスポーツクワトロS1」に搭載されていた5気筒エンジンの復活というトピックも見逃せない。自慢のクワトロシステムが今年で誕生30周年を迎え、TT RSの誕生とシンクロするあたりにもどこか運命的なものを感じる。
開発キーワードに掲げられた言葉は、「純粋なドライビングマシン」と「究極のパフォーマンス」。これだけでも相当スパルタンな印象を抱くだろうが、実際にTT RSを目の前にするとその思いに拍車が掛かるはずだ。
“速さ”を主張する独特のオーラは、大きく口を開いたフロントのサイドエアインテークに始まり、固定式のリヤウイングや楕円形の大径エキゾーストパイプが一体化したリヤディフューザー、さらには10mm車高の下げられた低重心フォルムなどにより生み出されていると思える。軽い気持ちで乗ると痛い目をみそうな迫力と存在感を示している。乗り込んだ瞬間には、肩や腰回りがしっかりとサポートされる専用バケットシートによって、さらに気が引き締められるのだ。
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