マクラーレン新シリーズの先兵、「570S」にポルトガルで乗った
掲載 更新 carview! 文:吉田 匠/写真:マクラーレン・オートモーティブ
掲載 更新 carview! 文:吉田 匠/写真:マクラーレン・オートモーティブ
この570S、ポルトガルの公道とサーキットを舞台にした国際試乗会が開かれたが、ホテルからサーキットまでの道がその最初の試乗のステージだった。そこで乗ったオレンジ色のクルマはバケットシート装着車で、着座位置はかなり低いが、マクラーレンの例にもれず低いダッシュと下まで広がったフロントウインドーの恩恵で、前方視界は素晴らしくいい。
バケットシートは僕の個人的な好みからいうともう少しバックレストを寝かせたいところだったが、その点を除けば運転姿勢はヤル気なポジションに気持ちよく決まり、まずはホテル周辺の舗装の粗い道路を走り出す。すると、マクラーレンの完璧ともいえるロードカーとしての適性を、すぐさま実感することになった。
最も印象的だったのは、アバタを繋ぎ合わせたようなラフな路面にもかかわらず、クルマがその影響をまったく感じさせないことで、ステアリングに不快なキックバックを感じることなく、570Sは真っ直ぐに走っていく。タイヤはフロントが19インチ、リアが20インチのピレリPゼロ“コルサ”という、過激な奴を履いているにもかかわらず、である。
それに加えて、乗り心地も素晴らしくいい。プロアクティブシャシーコントロールを装備していないため、記憶にある650Sと比べるとやや硬めに感じられるものの、330km/h級のスーパースポーツとしては、かなり快適な乗り心地だといっていい。
ログインしてコメントを書く
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
クルマ作りで最も大切なのは[壊すこと]!? [衝撃のGRヤリス]姿に納得! トヨタ車が信頼性抜群のワケ
車外でシャワーも使える便利な相棒! トヨタ タウンエースがベースのキャンパー
昭和のサーキットを華やかに駆け抜けた名レーサー 都平健二氏との思い出
トヨタ、プリウスの後席ドアハンドルのリコール対応 6/14めどに開始 生産再開は6/17から
日本ではその性能のすべてを発揮できない! 出力270kWの充電が可能なアウディQ6 e-tron登場
ワイルドなメルセデス190といえばこれ!「ブラバス 190E 3.6S」はベビーベンツをモンスターへと変身させた!
AKEEYO のディスプレイオーディオ「AIO-5 Play」のクラウドファンディング応援購入金額が4,300万円・購入者1300人を突破!
"三浦半島の先端"に悲願のバイパス道路!? 「地獄の渋滞」解消へ三崎口~油壷を直結「西海岸線」計画が進行中!
上位勢のギャップが消えつつあることは「F1にとって良いニュース」とフェラーリF1代表
佐藤琢磨が3度目の制覇に挑むインディ500をNHK BSで完全放送。琢磨優勝の2020年大会を振り返る特集も
【カワサキ】Ninja ZX-25R オーナーのためのレーシングスクール「Ninja Team Green Trial in SPA直入」のレポートを公開
2回のテストを行ったアントネッリの適応能力をメルセデスが高く評価「長い間F1に乗っていたかのような走りを見せた」
【予算もサイズも性能も好敵手】アルファロメオ「ジュニア」とレクサス「LBX」買うならどっちだ
【購入前にマストで訪れたい】LBXの世界観を体感できるポップアップ展示が世田谷にオープン
シビックがイメチェン&出力アップ! スポーティな25年モデルが米で公開。日本にも近々上陸か
【若手も中堅も不足中】“クルマ離れ”はある意味ラッキー! 自動車メディアを目指す人必見の業界事情とは?
218万円の激安カローラクロス「G“X”」はアリかナシか? 装備をチェックしてみた!
【悲報?】販売好調の人気SUV「ヴェゼル」が商品改良で“大穴グレード”を落とした大人の事情
「シエンタ」が商品改良。変更点は少ないが、ハイブリッド7月、ガソリン8月と納期が大きく改善
イタリア語で「12気筒」を意味する新型フェラーリは「デイトナ」似。SDGs時代もV12は不滅?
【円安効果はごく一部!】国産自動車メーカー好調の理由は日本お得意の“着実な積み重ね”にあった