ジャガー Fタイプ発表 本格2シーターオープン
掲載 更新 carview! 写真:菊池 貴之
掲載 更新 carview! 写真:菊池 貴之
5月24日、ジャガーは新型2シーター・コンバーチブル・スポーツカーの「Fタイプ」を日本で発表した。Fタイプは往年の名車として知られるEタイプから50年の時を経て、同社が久しぶりに取り組んだピュアスポーツカーとなる。価格は3リッターV6搭載モデルの「Fタイプ」が950万円、5リッターV8搭載モデルの「Fタイプ V8 S」が1250万円。
2012年秋のパリサロンで発表されたFタイプは、グリル両側のサメのエラを思わせるインテークフィンや、ドア後端から盛り上がるヒップ状のキャラクターライン、リトラクタブル式のドアハンドル、約100km/hでせり上がり65km/hで格納されるリアスポイラーなど、2シーターオープンらしいエモーショナルなデザイン要素が随所に与えられている。
幌はファブリック製で、開閉所要時間は12秒、最大50km/hまで全自動の操作が可能だ。リアウインドウはガラス製。
インテリアでは、センタートンネルが運転席と助手席の空間を二分する1+1のコックピットや、ガングリップタイプのギアセレクター、ステアリングに備わるゴールドのシフトパドル、ダイナミックモードのセレクトボタンなどがピュアスポーツらしい雰囲気を盛り上げる。
ボディ構造はジャガーが得意とするオールアルミ製モノコックで、高剛性と軽量化を両立したという。Fタイプに向けて特別に精錬されるという6000系アルミは溶接を用いず接着とリベットによって組まれ、その50%が再生アルミニウムだ。サスペンションも鍛造アルミ製の前後ダブルウィッシュボーンとなる。
搭載されるエンジンは3リッター直噴V6(340ps/450Nm)と、5リッター直噴V8(495ps/625Nm)の2つで、いずれもスーパーチャージャーを組み合わせ、スプレーガイデッド式直噴システムや、可変バルブタイミング機構を備える。トランスミッションはZF製の8速トルコンAT。0-100km/h加速はV6が5.3秒、V8が4.3秒、最高速度はV6が260km/h、V8が300km/h。
駆動方式はどちらもFRで、電子制御多板クラッチによって後左右輪のトルク配分をコントロールするアクティブ・ディファレンシャル・コントロールを備える。タイヤサイズはFタイプが前245/45ZR18・後275/40ZR18、FタイプV8 Sが前245/40ZR19・後275/35ZR19。
※写真24-33はジャガー Eタイプ
ログインしてコメントを書く
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
ボディからキノコが生えたってマジ!? リアルな「木」を外板に使った初代「ミニ・カントリーマン」はいま見ると衝撃!!
市販されなかったのが残念すぎる! 86をワゴン化した「シューティングブレーク」が理想的な1台だった
ミニバンのロールスロイス? 4座の最上位モデル納車開始…中国ジーカー
トヨタが新「コンパクトSUV」発表! ハイブリッド強化で高性能化! “オシャグリーン”の「新ヤリスクロス」欧州で登場
轟音! 爆炎! この“MADな世界”で生き残れ! 待望のシリーズ最新作『マッドマックス:フュリオサ』
旧ビッグモーター事業承継のウィーカーズ田中慎二郎社長、秋口には「改革プラン」公表へ
ポルシェ、新型「911」を発表! 初の電動ターボハイブリッドシステムを搭載した「911カレラGTS」が登場。
エンジンを諦めない! トヨタ、スバル、マツダが「新エンジン」開発宣言。電動化時代に向けた3社の取組みとは?
導入補助金52万円が適用可能!メルセデス、EQE350+の特別仕様車「エレクトリックアート」を30台限定で発売!
相次ぐ車内の子ども置き去り事故、防止へ…オートバックスが『こまもり』を発売
F1ラスベガスGP、低価格のチケットを導入。2年目の開催に向け、ファン層拡大を狙う
【国内試乗】本格オフローダーにしてこの美しいシルエット。これだけで選ぶ価値ありです!「ランドローバー・レンジローバーヴェラール」
BMW最小SUV「X1」に新グレード追加! 1.5Lの“sDrive18i”は最安の540万円
活気を取り戻すイタリア車。名門「ランチア」の“懐かし系”ニューモデルたちは日本に入ってくるか?
【さよならフィアット500】ついにエンジン車が終了宣言。まだ買える500のグレードまとめ
【566万円から】アウディA4&A5スポーツバックに特別仕様車「マイスターシュトュック」新設定
【ビンボー臭さゼロ】なVW製新型キャンパーの“デザイナーズ感”。日本メーカーも出してほしい
【買えないアルヴェル】横目に“500万円安+6人”で売れるレクサス「LM」が気にする兄弟の動向
【WRX S4ではありません!?】スバルが公開した謎の4ドアセダンの正体とは?【S耐富士24hレース】
【マツダが明言】本当だった次期「CX-5」計画! ハイブリッドはTHSのマツダチューン版が濃厚
キッカケは豊田会長の「走ってみない?」。マッチがS耐でレーサーに復帰したワケ【S耐富士24hレース】