2019年トップはN-BOX。CX-30、マツダ3効果でマツダが前年比プラス【マーケット概況・12月】
掲載 更新 carview! 312
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前月に27ヶ月ぶりに首位の入れ替えがあり、その先の行方が注目された12月の乗用車ランキング。王座を長期に渡り守り抜いてきたホンダ N-BOXと、そのN-BOXを抜いて首位に立ったダイハツ タントによる二台の販売競争は、N-BOXに軍配が上がった。
N-BOXは、1万6865台を登録し、首位を奪回。改めてその強さを示した。一方のタントは8081台と12月は台数を大きく減らし、6位にまで転落した。このまま引き下がるのか、それとも巻き返しに出るのか。次月も注目していきたい。
2位は「スズキ スペーシア」。新車販売全体が縮小したなか、1%の微増ながら前年実績を上回った。3位は「日産デイズ」。こちらは前年比0.9%減と前年同時期とほぼ同水準。軽トールワゴン系は全体的に好調なセールスが続いている。
一方、4位と5位には、登録乗用車の「トヨタ カローラ」と「トヨタ ライズ」が入った。登録車に限ればカローラは3ヶ月連続の1位となり、人気ぶりがうかがえる。また、ライズは初登場でいきなりの登録車の2位に入り、市場から注目を浴びていることを強く示した。新勢力として今後もランキング上位に顔を並べる存在となりそうだ。
また7位と8位には「トヨタ プリウス」と「トヨタ シエンタ」が入っており、12月はトヨタ車が登録車のトップ4を独占、存在感をアピールした。
なお2019年間ランキングは、「ホンダ N-BOX」が25万3500台を登録し、堂々の1位を獲得。2位は「ダイハツ タント」、3位「スズキ スペーシア」、4位「日産デイズ」と軽トールワゴンが1-4位を占めた。続いて「トヨタ プリウス」が総合5位に入り、登録車の中ではトップに立った。
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