美しき911、フルカーボンGT-R、トヨタ製エンジン搭載ランボ… アメ車だけじゃない! カスタムカーの祭典【SEMA2021レポその2】
掲載 更新 carview! 文:小林 秀雄/写真:平野 陽 8
掲載 更新 carview! 文:小林 秀雄/写真:平野 陽 8
自動車ライターの小林秀雄です。昨年はコロナの影響でオンラインのみの開催となったSEMA SHOW(セマ ショー)。今年は11月2日から5日の4日間に渡り、いつものラスベガス・コンベンション・センターで無事に開催されました。今回はそのレポートのPart2です。
毎年SEMAに足を運ぶと心の中でそっと決めてる個人的踊るヒット賞ですが、今年はこちらのCSFラジエターが製作した911に捧げたいと思います。その名の通りラジエターのメーカーなんですが、なぜか空冷ポルシェを目玉に持ってきたところもぐっときます。まあ、オイルクーラーも主力商品なので、ちゃんと理由はあるんですが。
ポルシェのヘリテージに対するリスペクトを表現しながら、ディテールまで手を抜かないクラフトマンシップを発揮し、ちらっと自社のプロモーションを絡める。そのバランス感覚が絶妙です。僕の稚拙な文章を読んでいただくより、製作過程を追ったCSF RadiatorのYouTubeチャンネルを見ていただいたほうが早いと書くと元も子もありませんが、内装に高級鞄のブランドとして知られるゴヤールのレザーを惜しみなく使用しているあたりで、もう鼻血ブーです。
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