メルセデス・新型CLS、エコと高揚の最先端へ
掲載 更新 carview! 文:清水 和夫/写真:篠原 晃一
掲載 更新 carview! 文:清水 和夫/写真:篠原 晃一
日本に導入されたメルセデスの新型CLSを軽井沢でテストしてきた。今回は、私のドラテクのおよそ80%を鍛えてくれた長野の山岳路にも久しぶりに足を踏み入れた。
インプレの前にCLSを簡単にプロファイリングしてみよう。新しくデザインされた新型CLSは、すれ違うと「ドキッ」とする超カッコいいスタイリングを持っている。機能主義のメルセデスが大きく方向転換を図った意欲作なのだが、実はパッションにも訴えるサルーンのデザイン革命は、2004年に登場した初代CLSから始まったと言っていいだろう。それ以降、アウディやBMW、ポルシェやジャガーまでもスタイリッシュなサルーンを開発している。
新型CLSはパッションに磨きをかけ、さらには機能でも負けないデザインになった。そのひとつの手法として、一台につき300個ものLEDを使っているのだ。全体的にはひと回り大きくなった新型CLSだが、四隅が絞られているので、フォルムは引き締まった筋肉質。これはとても大切なポイントだろう。フロントマスクには大きなスリーポインテッドスターのマークが精悍さを引き立たせている。
この新しいCLSのデザインは、ロサンゼルスにあるメルセデスのアドバンスデザイン・センターで生まれた。そのチーフは米国籍を持つ韓国系デザイナーで、彼は小さい時からクルマのオモチャを握って遊んでいたほどのクルマ好きだ。嬉しいことに、モノ心ついた時に出会った日本の「R32 GT-R」に衝撃を感じたのだという。彼が新型CLSをデザインするときに心掛けたのは、「ダイナミズムとエレガント」。しかもサルーンとしての機能も重要視して、初代CLSは後席に乗りこむときに頭をぶつけたものだが、今回の2代目はキャビンのユーティリティ性も優れている。これならお偉いさんを後席に乗せることもできる。
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