【おそロシアの影響?】盗難車ランキングに異変…大衆車も安心できない理由!
掲載 carview! 文:編集部 149
掲載 carview! 文:編集部 149
日本損害保険協会が「2022年自動車盗難事故実態調査」の結果を発表しました。この上位ランキングを見れば今どのモデルが盗まれやすいのか一目瞭然。さっそく最新の盗難車ベスト10をチェックしていきましょう!
10位は38件の「レクサスES」(602万円~728万円。以下すべて現行モデルの新車価格)。過去3年で初めてのランクインですが、その代わり兄貴分の「レクサスLS」はランク外となりました。
これは、最大市場のロシアへ、新車、中古車問わず600万円以上の高級車が輸出禁止となるなか、中古価格が規制以下のモデルの人気が高まったためと思われます。
>>レクサスESのカタログ情報をチェックする
>>レクサスESの中古車相場をチェックする
>>レクサスESのユーザーと専門家のレビューをチェックする
9位は43件の「トヨタC-HR」(239万2000円~315万5000円)で、こちらも過去3年でランキング初登場。
その理由は、これまた国産車の供給が滞り経済も停滞傾向にあるロシアのニーズ変化の影響と思われます。ちょうど、7月下旬での新車の生産終了が発表されたところですが、皮肉にも中古車の人気は足元で高まっている模様です。
>>C-HRのカタログ情報をチェックする
>>C-HRの中古車相場をチェックする
>>C-HRのユーザーと専門家のレビューをチェックする
>>C-HR(ハイブリッド)のカタログ情報をチェックする
>>C-HR(ハイブリッド)の中古車相場をチェックする
>>C-HR(ハイブリッド)のユーザーと専門家のレビューをチェックする
<写真:トヨタ C-HR>
8位は55件の「トヨタ アクア」(199万7000円~259万8000円)。アクアもES、C-HRと同じく過去3年でランキング初登場ですが、そもそもこうした普及価格帯のハッチバックが顔を出すこと自体、今までには見られなかった傾向でしょう。
これまたロシアからの強い引きがありそう。「ウチのクルマは大衆車だから」などと油断していると痛い目を見るかもしれません。
>>アクアのカタログ情報をチェックする
>>アクアの中古車相場をチェックする
>>アクアのユーザーと専門家のレビューをチェックする
7位は72件の「トヨタ クラウン(マジェスタ、エステート、アスリートを含む)」(435万円~640万円)。国産高級車の代名詞でもあるクラウンですが、ランキングは2020年4位、2021年5位と次第に下がっています。
ただし、賛否両論を湧き起こしている新型の販売開始は昨年9月なので、今後ランキングが上がるか下がるか、要注目ではないでしょうか。
>>クラウンクロスオーバーのカタログ情報をチェックする
>>クラウンクロスオーバーの中古車相場をチェックする
>>クラウンクロスオーバーのユーザーと専門家のレビューをチェックする
<写真:トヨタ クラウン(先代モデル)>
6位は83件の「トヨタ ハイエース(レジアス、グランビアを含む)」(239万2100円~375万5500円)で、いよいよ常連のお出ましといった感がある。
ハイエースは、いわゆる一人親方のように仕事で使っているオーナーも多いはずで、盗まれればビジネスにも影響大。それゆえ、盗難対策には一段と気を配りたいところだ。
>>ハイエースワゴンのカタログ情報をチェックする
>>ハイエースワゴンの中古車相場をチェックする
>>ハイエースワゴンのユーザーと専門家のレビューをチェックする
<写真:トヨタ ハイエースワゴン>
5位は90件の「レクサスRX」(664万円~900万円)。前年から2ランクアップの背景には、フルモデルチェンジした新型が、部品不足でお金を払っても買えないモデルになったため、程度の良い中古車へのニーズが高まったことがあると思われる。
>>RXのカタログ情報をチェックする
>>RXの中古車相場をチェックする
>>RXのユーザーと専門家のレビューをチェックする
<写真:レクサス RX(先代モデル)>
4位は156件の「レクサスLX」(1250万円~1800万円)。前年、前々年は3位だったため、ランクは下がった格好だが、156件という件数は前年と同数で元々それ程販売台数が多くない高額モデルとしては驚異的と言っていい。オーナーは常に誰かが狙っていると考えた方が良さそうだ。
>>LXのカタログ情報をチェックする
>>LXの中古車相場をチェックする
>>LXのユーザーと専門家のレビューをチェックする
<写真:レクサス LX>
いよいよここからが表彰台だ。3位は、「トヨタアルファード」(359万7000円~775万2000円)。前々年の5位、前年の4位からランクを上げてきたが、これまでは兄弟車「ヴェルファイア」もランクインしており、それを合わせるといずれの年も3位となる。
これは、2021年のマイチェン以降ヴェルファイアの販売が減少したため、低走行車を狙う盗難犯のターゲットもアルファードに絞られたことが背景にあるのだろう。
>>アルファードのカタログ情報をチェックする
>>アルファードの中古車相場をチェックする
>>アルファードのユーザーと専門家のレビューをチェックする
>>アルファード(ハイブリッド)のカタログ情報をチェックする
>>アルファード(ハイブリッド)の中古車相場をチェックする
>>アルファード(ハイブリッド)のユーザーと専門家のレビューをチェックする
<写真:トヨタ アルファード>
2位は282件の「トヨタ プリウス」(320万円~460万円)。前年は2位、前々年は1位と常にトップを狙う被害数となっているが、これは新型の開発に当たり、売れ行きが厳しいこともあって豊田社長が「タクシー専用車にしちゃえば」と言ったという逸話からは、考えられない悪しき人気ぶり。
登場したばかりの5代目モデルは、スタイリッシュなデザインで納期1年半とも言われているから、運良く手にした方は絶対に気を抜かないでほしい。
>>プリウスのカタログ情報をチェックする
>>プリウスの中古車相場をチェックする
>>プリウスのユーザーと専門家のレビューをチェックする
<写真:トヨタ プリウス(先代モデル)>
そして、ワーストとなる1位は、誰もが想像するとおり、450件の「トヨタ ランドクルーザー(プラドを含む)」(510万円~770万円)。前年に続いて首位となったほか、件数が100件以上増えていることにも注目したい。
件数急増は、納期5年とも言われる新型の登場と、海外市場での人気ぶりが背景として考えられる。メーカー側が先手を打って新搭載した指紋認証システムの効果はどの程度何か気になるところ。ちなみにいまだ新型の中古車は2000万円近いプレミア価格が付いているから、残念ながら今後も盗難件数は高止まりすることが想定される。
>>ランドクルーザーのカタログ情報をチェックする
>>ランドクルーザーの中古車相場をチェックする
>>ランドクルーザーのユーザーと専門家のレビューをチェックする
<写真:トヨタ ランドクルーザー(200系、先代モデル)>
以上、2022年の盗難車ベスト10を振り返ってみた。盗難のターゲットは中古車市場のニーズに沿って変わっていくから、自分のクルマは大丈夫と思わず、必要ならハンドルロックを付けるなど対策を徹底したいところだ。
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
新型ロータス・エレトレ Sへ試乗 「5.1m」が小さく感じる敏捷性! 歴代最高のインテリア
GTWCアジア第2ラウンドタイはアウディ&ポルシェが優勝。レース2で5ZIGENが2位に
盟主PWRが『クプラ・ボーン』披露と同時にEuroRX1王者起用を発表。エクシオンは異車種6台体制に/STCC
ル・マンの戦いはすでに始まっている。LMDhの逆襲を象徴するポルシェの躍進と謎多き性能調整の裏側
ラッセル「毎週5位~8位を争うのが現状」短期的な解決策は役に立たず、今後数週間は“痛みを伴う”と覚悟
免許取得したてで「高級ミニバン」購入!? 「初心者」マーク貼付けた“斬新な姿”に「なかなかいないですよ」 芸人、エハラマサヒロが実車を公開!
ボッタスのレースエンジニア交代は、アウディのF1参戦に向けた取り組みの一環。本人とも計画を話し合ったと代表が明かす
PHEVには馴染めなかった? V8へ "リターン" の可能性 メルセデスAMG新型「CLE 63」に導入か
ロータスが持続可能なモビリティの未来を牽引する動画を公開。2038年までのカーボンニュートラル達成に向けた戦略とは
【顧客の平均年齢43歳】 カリナンがシリーズIIへ進化 ロールス・ロイス製SUVが成し遂げた功績
第9戦はキャシディが21番手から逆転優勝。第10戦はダ・コスタがポルシェに母国勝利をもたらす/フォーミュラE
ポルシェ・ペンスキー、キャデラックの牙城を崩しIMSAラグナ・セカを制す。恐竜カラーの911がGTDプロ初優勝
今夏、北米で発売予定の新型日産「キックス」新着フォト集! 国内仕様に期待膨らむ!
【稀少モデル】BMWが「M4 CS」発表! 超高速クーペは2000万円強、日本には何台入る?
若者も注目するアメ車の“異世界”。「ジープ ラングラー」大幅値下げ戦略と日本で人気上昇の背景
どちらがお好み? コンパクトミニバン対決!「新型フリードvsシエンタ」注目ポイントはココだ
オラオラ系エアーに車中泊クロスター。ホンダアクセスの新型フリード用パーツがなかなかイケてる
【えっ、もう受注開始?】新型「フリード」今日から予約可! 6月の発売待ちは悪手。販売店ナマ情報
レクサスLM“3列6人乗り”ついに発売! 4人乗りと何が変わった? 1500万円でライバルは高級SUV
新型「フリード」は2連ラインLEDの未来顔! 「エアー」登場でまさかのステップワゴン方式に
【まさに次期マツダ6?】マツダが中国で発表した流麗な新型セダンの日本導入が“絶対にない”理由