インプWRX、4ドア試乗 MCで走りが大きく変化
掲載 更新 carview! 文:萩原 秀輝/写真:篠原 晃一
掲載 更新 carview! 文:萩原 秀輝/写真:篠原 晃一
WRX STI 4ドアに加え、最新モデルのインプレッサはSUV的な外観を取り入れたXVも投入した。ルーフレールやリアゲートの上部と両端を覆う大型ルーフスポイラー、フェンダーアーチを大きく見せるサイドクラッディング(樹脂製のプロテクター)などを装備し“らしさ”を演出。ただし、サスペンションまでSUV的にしたわけではないので、不正路面を走る際に重要な最低地上高はノーマルの5ドアと同じ155mmのまま。エンジンは、2リッターか1.5リッターの水平対向4気筒エンジンを搭載しているが、AWDだけではなくFFが選べることもXVの位置づけを象徴している。
実際に、XVは走らせてもSUVのようなたくましさは感じない。むしろ、ステアリング操作に対する応答性は穏やかであり、それでいてコーナーを飛ばしぎみに駆けぬけても懐が深そうな接地感を保つ。乗り心地は快適そのものだ。1.5リッターエンジンは、中回転域に乗せておけば日常的な場面で力強さに不満を感じない程度のトルクを得ている。ただし、ATは4速となるだけにアクセルの踏み込みが少ない状態で中回転域手前でシフトアップされると、その後の加速にモタつきを感じることがあった。2リッターエンジンなら、その心配はないはずだ。
また、インプレッサは前出のWRX STI 4ドアを含め室内スペースのつくりが上手い。前席は大柄な男性でも頭上と天井の間に握りこぶしが縦に入ってまだ余るほどのスペースがある。後席は大柄な男性が前席に座っていてもひざの前のスペースに余裕が確保される。頭上は大柄な男性の場合は天井との間に手の平が入る程度のスペースしかないが、天井が前方に向かって高くなっているので視覚的な広さ感は充分だ。このクラスのコンパクトカーとしては、前席だけではなく後席もシートのサイズが大きめなこともインプレッサの魅力として付け加えておこう。
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