「トライトン」の悪路走破力がパジェロ級。SUVの洗練か、ピックアップの可能性か、そこが問題だ!
掲載 更新 carview! 文:塩見 智 33
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トライトンの4WDシステムであるスーパーセレクト4WD-IIは、ノーマル、燃費を稼ぐ2WDのほかに、グラベル、スノー、マッド、サンド、ロックの7つのドライブモードをもつ。ドライバーは路面状況に応じて手元のダイヤルで選択すれば最適化された特性で走らせることができる。副変速機をもち、ローギアを選択することもできるが、前述のドライブモードを選ぶだけで、自動的にハイかローが決まってくるので、それに従うのがよいだろう。
上級のGSRが540万1000円、ベーシックなGLSが498万800円。洗練度だけを見れば、同じ三菱のアウトランダーや他社の同価格帯のSUVほどではないが、トライトンにはそれらでは決して得られない“荷台”という無限の可能性をもつ武器がある。優に5mを超える全長からしてそもそも万人向けではないが、所有できる条件がそろっている人にはたまらないツールになるだろう。
(終わり)
写真:小林俊樹、三菱
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